アイコン 市川市百条委、青山博一議員「小泉文人議員が切手購入・換金」をアドバイスと暴露

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 議員定数42人のうち18人が政務調査費による不正切手購入事件へ発展し、百条委が設置された市川市議会。今時、ムダな議員の数が多すぎ、政務調査費使用のやりたい放題の実態が明らかになりつつある。
 今回問題となり、名が挙がっているのは、創生市川から寝返った青山博一議員(65歳、自民党)、小泉文人議員(42歳、創生市川、自民党)、松永鉄兵議員(41歳、創生市川、無所属)だ。

同市議会では昨年12月、活動費などで切手を大量に購入した複数の会派に対する調査と、別会派による政務活動費の不正支出疑惑に対する調査を行うための2つの百条委が設置されたが、前者の「創生市川」の真相究明の百条委は開催されているが、後者の「創生市川以外の会派」による政務活動費の不正支出疑惑に対する調査は、不自然な政治力学が働き、開催もされず時効で消滅している。

 
そうした中11月13日、政務活動費で大量購入した切手の使途などを調べている市川市議会の地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)が開催された。
証人に立った青山博一議員(自民党)は、(政務調査費の)使途とされた市民アンケートについて「知らない」とし、同僚議員から「切手を買って換金すればいい」との“アドバイス”があったことを暴露した。アンケート実施を否定する証言を初めて行った。
 
青山議員は、当時の所属会派が2012年度に実施したとされるアンケートについて「私は一切知らない。回答はがきや報告書も見たことがない」と述べた。
 
回答用はがきに使用したとされる80円切手1500枚について問われると「80円切手を購入したのは私だが、アンケートには関わっていない」と答えた。さらに「政務活動費を精算している際、(会派代表の)小泉文人議員から『そんな面倒くさいことをする必要はない。
切手を買って換金すればいい。みんなやっている』と言われた」と暴露。切手は換金せず、自身の後援会会報の送付に使ったことを明らかにした。

 一部のアンケートの返送先が青山議員の自宅になっていたことについては「自宅に1通も届いたことがない。切手問題の発覚後、議会事務局に提出されたアンケートのサンプルを見て初めて知り、驚いた」と、アンケートの存在すら知らなかったことを強調した。
 同様のアンケートで切手を使用したとされる小泉議員と松永鉄兵議員(いずれも創生市川)はすでに証人尋問を終えているが、アンケート自体を実施していないと証言したのは、青山議員が初めて。
百条委の調査は、切手が本当に使用されたのか、返信用はがきに切手を貼ったとするアンケートは本当に実施されたのかが焦点となっている。
 
 政治力学的考察
 今回の青山議員の告白は、青山議員自身が元創生市川のメンバーであり、自民党会派に鞍替え・寝返りしたことにより行われたようだ。
事実は事実として、65歳にもなる青山議員が何でもかんでもしゃべっており、これは同族関係にあり陥りやすい内部抗争に似た最大会派の創生市川に対し、それを忌み嫌う自民党会派の思うところでもあろうか。
 同市議会は、政党別では自民党議員が9名と最大であるにもかかわらず、会派では4名(無所属含め5名、青山議員が鞍替えしなかった場合は自民党議員は3名)となっていることからも窺い知れよう。
こうした問題は、自民党にとって清廉潔白を標榜する共産党やほかの会派を乗せやすく、政治はこうしてやるものだと自民党会派の先生方が創生市川の諸君に教えているようだ。

  自民党会派には、金魚の糞の公明党8人も付いており、常に市議会をリードしたいのが本音。自民党会派にとって、ここまで大所帯では創生市川は邪魔な存在といえる。また、創生市川も最大会派ながら、上記2名のいい加減さを暴露されるなど、野合の危うさを露呈させている。
政治などそれほど真剣に行っている者などいないのが現実だ。利権・名誉・自己顕示欲?

 

市川市議会の政治力学=派閥/2015年10月末
 
会派
 
党派
創生市川
10
自民党
2
維新の党
1
無所属
7
公明党
8
公明党
8
自民党
5
自民党
4
無所属
1
日本共産党
5
日本共産党
5
無所属の会
5
無所属
5
民主・連合・社民
4
民主党
2
社民党
1
無所属
1
清風会
3
自民党
3
維新の党・花の会
2
維新の党
1
無所属
1
     計
42
 
42

 

市川市議会の党派別
自民党
9
公明党
8
日本共産党
5
維新の党
2
民主党
2
社民党
1
無所属
15
 計
42
 
<切手インチキを伝授したとされる小泉文人議員のプロフィール>
生年月日 昭和48年(1973年) 4月21日生まれ
出身地 市川市本北方
昭和学園幼稚園・小学校、八千代松陰中・高を経て青山学院大学にて学んだお坊ちゃま。
平成17年3月13日執行の千葉県議会議員補欠選挙で初当選。
平成19年4月8日執行の千葉県議会議員選挙で当選。
平成21年11月29日の市川市長選挙に出馬して惜敗。
平成23年4月24日の市川市議会議員選挙で当選。
現在:総務常任委員会、議会運営委員会委員 所属:自由民主党
以上、
全国の県・市町村議員が、政務調査費を私的に流用するため、架空のアンケート調査をしているようだ。所詮、お小遣い程度しか思っていない連中だ。
 
[ 2015年11月16日 ]
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