アイコン 杭打ち工事不正流用 ジャパンパイル6件で流用 建物に問題なしと

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ジャパンパイルの親会社であるアジアパイルHDは、16日までに調査が完了した ものは約500件であるが、その内データの流用や不備が疑われた事例が18件。ジャパンパイルにより、この18件の詳細を調査し、データの流用を確認した 事例が以下の通り6件あり、その内容につき国交省へ報告したと発表した。

尚、何れの事例も設計通りに施工しており、設計通りの杭の支持力性能に問題のないことを確認している。
ま た、その他の事例12件は電流値データの流用や不備が疑われたものの、調査の結果事務ミス等(例えば、原データはすべての杭について保存されていたにもか かわらず、誤って同じデータを二度使用してしまった事例等)によるもので、データの流用が行われていないことを確認できているとしている。

<データ流用物件>
物件所在地 建物用途
1 茨城県 病 院
2 愛媛県 警 察
3 福島県 公共施設
4 福島県 病 院
5 東京都 擁 壁
6 熊本県 事務所倉庫
以上、

ジャパンパイルでは、500件で18件のデータ流用が自社の検査で見つかっており、過去5年間分の1万件を調査するとしており、単純計算で360件のデータ流用の可能性が生じる。
ジャパンパイルは今回のデータ流用問題で、18件中12件は事務ミスとしているが、そもそも事務ミス分まで当初発表するのだろうか。

<愛媛県警今治警察署工事>
愛媛県では、県が独自に検査したところ、今治警察署の車庫棟で流用の疑いがあり、ジャパンパイルに確認したところ、35本の杭のうち6本について、ほかのデータが流用されていたと報告があったという。いずれも基礎は岩盤に到達しており、建物に問題はないとしている。
しかし、データを流用した人物からの報告であり、第3者調査機関による調査も必要だろう。
 

[ 2015年11月17日 ]
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