アイコン 杭打ちデータ流用事件 ジャパンパイル過去5年分約1万件を調査へ

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13日に18件の杭打ちデータの流用を発表したパイル工事最大手のジャパンパイルの親会社であるアジアパイルホールディングスは16日次のとおり発表した。

施工報告書のデータ流用問題に対するお詫びと今後の対応について
この度、弊社グループのジャパンパイル株式会社の既製コンクリート杭の施工に関しまして、一部の施工報告書において、電流計データを流用するという事態が判明した。これは同社施工現場において、電流計のデータの重要性に対する認識が十分に徹底できていなかったため、このような事態を招いた。
グループはこの問題に以下の通り対処致し、今後の施工に万全を期し、再発防止に努める。

1. 今後の施工現場での対応について
既製コンクリート杭施工現場において、全ての杭毎に施工完了直後に電流計のデータを写真に収め、その記録と報告書の内容をチェックする。
電流計に故障等の不具合が生じ、データの記録が正常に取れない状況となった場合は、施工を中止し、元請管理者に報告の上、対処する事とする。
また、さらに今後、電流計の機能向上を図る。

2. 施工報告書の電流計データの検証について
直近5年間の既製コンクリート杭埋め込み工法現場の全件を再調査し、電流計データの確認を行い、データの流用が判明した場合は、すみやかに当該杭の安全性の検証を行い、その結果をご関係者に報告するとしている。
以上、

[ 2015年11月16日 ]
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