アイコン コストコ常滑警告へ ガソリン価格一時85円 現在108円 不当廉売で/公取委

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公取委は11日、愛知県常滑市のガソリンスタンド(GS) が安売り競争でガソリンを原価割れで販売し、周囲の同業者が営業を続けられない恐れがあったとして、コストコホールセールジャパン(日本本部:川崎市)な ど2社を、独占禁止法違反(不当廉売)で警告する方針を固めた。

 ほかに警告を受けるのは、コストコと低価格競争を繰り広げた石油販売会社のバロン・パーク(愛知県半田市)。公取委は処分案の通知を始めた。
 関係者によると、2社はコストコのGSが開店した11月18日からレギュラーガソリンで安売り競争を開始。1リットル約115円だった価格が一時は85~87円まで下がった。

11月下旬に価格を上げたが、約10日間は原価割れだったといい、公取委は不当廉売の恐れがあると判断したとみられる。

 2社が安売り競争していた11月24日時点の全国平均の価格は1リットル130.3円だった。 

愛 知県内約600のGS事業者でつくる県石油商業組合は、公取委に対し、先月19日~今月11日に6回にわたり調査を要請。組合に入っていない両店による 「儲けを度外視した値引き合戦」(組合幹部)で影響が大きいとした。周辺では、対抗して値下げし、売り上げが減り、利益が減る店が出ていた。
 11日夜、常滑市ではコストコのGSは、レギュラー1リットルを108円、バロン・パークのGSは107・8円の看板を出していた。
 以上、報道参照

販売価格が下がれば、消費税も少なくなり、財務省の麻生閣下もカッカカッカ来ていることだろう。
日本エネルギー経済研究所石油情報センターが、全国価格を発表することで、ガソリン価格が急落している市場で、価格を高く据え置く役目を担っている。諸悪の権化にもなる。
ガソリン価格は、原油価格+関税+運搬費+精製費用のほか、需給バランス及び石油精製施設からの運搬距離、石油類備蓄港湾からの距離、販売経費+利益により決定されている。

不当廉売は問題だろうが、最近の規制強化の動きはさらに時代に逆行する。
46ドルの原油価格が37ドルに下がれば、原油価格は▲20%も下がったことになる。
日本のガソリン価格は、税金(揮発油税)に税金(消費税)をかけるなどしている。何でも受け入れるお人よしの日本人の象徴だろう。
ガソリン価格には、揮発油税53.8円が課されており、うち25.1円が暫定税率分(道路補修・建設財源などだの目的税であったが永遠に恒常化させている)。
この53.8円についても8%の消費税を賦課しており、税に税を賦課。小学生が聞いてもおかしいだろう。

<米WTI価格チャート>
<米WTI価格チャート>


 

[ 2015年12月12日 ]
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