アイコン 「信田缶詰」原料不足でサバ缶になんとサンマ混ぜ輸出

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千葉県銚子市の水産加工会社「信田缶詰」(千葉県銚子市黒生町7400-7、代表 : 信田裕輔)が、2014年に製造した輸出用のサバの油漬け缶詰約300万缶に、サンマを混ぜて出荷していたことがわかった。
中身の半分以上がサンマという缶詰でも、原料にサンマと表示せずに出荷していた。
 経産省によると、不正競争防止法は食品の原料を誤認させるような虚偽の表示に罰則を設けている。
同社は、「原料のサバが不足した際に、出荷を優先し、代わりの原料としてサンマを利用してしまった。あってはならないことで、出荷先や消費者に申し訳ない」としている。
 同社の説明などによると、サンマを混ぜたのは「MADKHANAH(マドカナー)」のブランド名で中東向けに輸出している「サバの油漬け缶詰」(1缶の中身は95グラム)。

魚肉は、切り刻まれたフレーク状で、消費者が見た目や味でサンマとサバを区別することは難しい。
缶の側面にサバの絵が描かれ、イエメンなどの中東でサラダやスープの具材に使われているという。
 同社は昨年、長野市の食品卸会社の子会社になった。この際、食品卸会社側が内部調査を実施し、サンマ混入が判明。2014年に製造・出荷した約1600万缶のうち約300万缶にサンマを混ぜていたという。2015年分には混入していなかった。
以上、朝日新聞参照
 
 輸出品でこうしたことを行えば、中国の詐欺商法とまったく同じになってしまう。 made in Japanが泣いている。
「信田缶詰」は、問題缶詰を輸出して儲けた金を全額、輸出国の慈善団体に寄付することが望ましい。
東北沖の太平洋日本近海には大量の大型の中国漁船が押し寄せてきているという。FEZぎりぎり外側であり、日本当局はなんら手出しできないという。日本も中国のFEZ外で大漁船団を組み、操業したら、全隻、中国当局に拿捕されることだろう。
インドネシアは、不法漁船(中国船がほとんど)を拿捕し、拿捕した漁船を何十隻も海上で爆破している。日本も少しは見習えばいい。

そんなこんなで、日本の近海から魚が取れなくなってきている。信田缶詰はその犠牲者かもしれないが、単にサバが不漁で高くなり、安いサンマを混入したとも受け取れる。
 

[ 2016年3月 3日 ]
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