医薬品医療機器総合機構(PMDA)と厚労省は３月２２日、統合失調症の治療に使われるヤンセンファーマの「リスペリドン(注射剤)」(商品名・リスパダールコンスタ筋注用25mgなど)、同じくヤンセンファーマの「パリペリドンパルミチン酸エステル」(同・ゼプリオン水懸筋注25mgシリンジなど)について、「重大な副作用」の項目に「アナフィラキシー」を追記するように求めている。

また、全身麻酔の導入や局所麻酔時の鎮静に使われる「フルニトラゼパム(注射剤)」(同・中外製薬の「ロヒプノール静注2mg」、エーザイの「サイレース静注2mg」)は「重要な基本的注意」の項目に、投与前に救急蘇生剤などを準備することや、呼吸循環動態の観察を継続的に行うことなどを追記するよう求めている。