アイコン GDP600兆円に向け始動/政府産業競争力会議

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政府は19日夕の産業競争力会議で、新3本の矢で目指す20年GDP600兆円経済の実現に向け、新たな有望成長市場創出を目玉とする今年の成長戦略の全体像を示した。

1、<30兆円>自動走行、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータ、人工知能(AI)、ロボットの活用による第4次産業革命、
20年には高速道路での自動走行を実現、3年以内にドローン配送を実現、中堅中小企業のロボット導入コストを2割削減すべく1万社を重点支援することなどが盛り込まれる。第4次産業革命により、2020年には付加価値創出30兆円を目指す。

2、<10兆円+10兆円・・20兆円>世界最先端の健康立国を目指した保険外サービス促進、
(1)当促進により4兆円市場を創出、また、ロボット活用で介護負担を軽減することで、健康関連市場規模を20年には足元の16兆円から26兆円に増やす。
(2)また、環境エネルギーの制約の克服と投資拡大に向け、エネルギー関連投資を足元の18兆円から30年に28兆円まで増やす。

3、<9.5兆円>スポーツの成長産業化
スポーツ市場規模を現在の5.5兆円から25年に15兆円に拡大する。

4、住宅リフォーム市場活性化やサービス産業の生産性を倍増させて付加価値向上
を目指すなどの政策も含まれる。

以上、総額100兆円を上回る経済拡大を目指すとしている。

「600兆円に向けた官民戦略プロジェクト10」(仮)と名付けられたこの成長戦略は、昨年度までの日本再興戦略を刷新し、同会議で昨年来議論されてきたさまざまな政策を10項目にまとめて盛り込んだもの。
こうした新たな産業構造への転換を支える人材創出にも力を入れ、初等中等教育でのプログラミング教育の必修化や高等教育での数理・情報教育の強化のほか、世界最速級の外国人高度人材の永住権付与の迅速化を図るという。
以上、

2014年度の名目GDPは約486兆6000億円だったので、2020年にこの目標を達成するには平均で年率3.45%の成長が必要となる。
リーマンショックの2008年の名目GDPは489.5兆円、2014年度とほぼ同じだった。その後東日本大震災などを計算しながらもその後6年間の成長率はゼロだったことになる。
経済成長率2.0%、インフレ率2%で600兆円は実現可能な数値となる。そのためには、猫も杓子も利用して大囃子する必要がある。
サービス産業の生産性倍増とは、価格を上げた上、オールセルフにしてしまうというのだろうか。吉野家のデフレ豚丼投入がわかっていない人たちのようだ。
 

[ 2016年4月20日 ]
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