アイコン 米国領グアム視野に南シナ海を我が物にする中国の野望

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米国防総省は報告書「中国の軍事力・安全保障発展趨勢報告」を発表した。南シナ海問題について重点的に取り上げられ、空港や港湾の建設など軍事力が加速度的に強化されている現状を詳細に記している。また巡視船による巡回などを実施する一方で、武装衝突にならないよう策略をめぐらしているとも評価している。
中国国防部の楊宇軍報道官は5月14日、米報告書は中国の意図を曲解した不当なものだと反発。南シナ海の島々では「最低限の国土防衛以外」ほとんどが民間用途の建設だと主張し、米国の批判は信頼関係構築の約束に背くものであり、米国の言行不一致だと指摘したが、実際の言行不一致は中国側だ。
埋立地がさらに多くなっており、それぞれ埋め立てが完成してくれば、強力なレーダー網を西沙諸島同様構築し、攻撃機やミサイル誘導のほか、敵攻撃機・潜水艦・民間船を監視の下に置くことに疑いようもない。中国はこうした強力なレーダー網も民間用だと主張するのだが・・・。

中国軍は、グアムのアンダーセン空軍基地に南沙諸島に基地を設けた結果、ぐぅっと近くなっている。
フィリピンのトランプ氏(ロドリゴ・ドゥテルテ氏/70歳)は大統領選で、中国の埋立地に水上バイクで乗り込むと主張していた。大統領選で勝利し、実際、水上バイクで乗り込むのか楽しみだ。一国の大統領を中国も攻撃することはできないだろう。ただ、中国寄りとも評価されており、友好の証に薔薇の花を持ち、水上バイクで乗り込む可能性もある。
 

 

  
グアム
南沙諸島
西沙諸島
海南島南端
経度
142.198621
115.993997
112.548409
109.517556
緯度
13.722542
10.424508
16.043998
18.218427
グアム距離
0
2800km
3200km
3500km
 
0516_11.jpg
 
中国が実効支配する南シナ海南沙諸島のファイアリー・クロス礁の滑走路に着陸する中国機。

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[ 2016年5月16日 ]

 

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