アイコン 英EU離脱 7月のサービス業PMI47.4、前月より5ポイントの大幅低下

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英国の離脱派は、好調に推移している景気を悪くすることにより、移民や多国籍者が仕事を奪っているとまた騒ぎ立てたいのだろう。
22日の外国為替市場でポンドが下落した。
(対ポンドドル、6月23日1.470ドル、7月22日1.322、23日1.310)

英国が欧州連合(EU)離脱を選択した後では初の購買担当者指数(PMI)が発表され、7月のサービス業活動が縮小したことが分かった。縮小はデータ集計が始まった2013年以降で初めて。
ポンドは、主要16通貨全てに対して下落した。

マークイット・エコノミクスによると7月の英サービス業PMIは47.4と、前月の52.3から大幅に低下した。同指数は50が活動拡大と縮小の分かれ目。製造業PMIも50(前月52.1⇒今月49.1)を下回った。
以上、ブルームバーグ参照

景気低迷下にEUを離脱するならば、それ以上悪化することはあまりないだろうが、景気が良い中での離脱は、景気が良いからこそ投資している外資が逃げ出し、景気を悪化させることになる。
その選択は、トランプ流に言えば、「移民規制強化」、「大英帝国復活・イングランド№1」、ポピュリズムを煽った離脱派にすべての責任があろう。しかし、残流派が新首相になるなどチンプンカンプンの紳士の国イングランドだ。
 

英国の2016年経済指標
 
 
1
3
4
5
6
7
失業率
2.1
2.2
2.2
2.2
2.2
 
貿易収支
億GBP
-121.57
-106.46
-94.14
-98.79
 
 
小売売上高
%前月比
2.3
-1.3
1.9
0.9
-0.9
 
消費者物価指数
%前年比
0.3
0.5
0.3
0.3
0.5
 
生産者物価指数
%前年比
-1.0
-0.9
-0.7
-0.6
-0.4
 
GDP(国内総生産)
%前年比
2.0
 
 
製造業PM
 
52.9
50.7
49.4
50.4
52.1
49.1
建設業PMI
 
55
54.2
52
51.2
46
 
サービス業PMI
 
55.6
53.7
52.3
53.5
52.3
47.4
鉱工業生産指数
 
0.2
0.3
2.1
-0.5
 
 
・スペースの関係で2月割愛。

[ 2016年7月23日 ]
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