アイコン 7月の百貨店 ▲0.1%減 5ヶ月連続減 減少幅は縮小だが・・・

スポンサード リンク

昨年は訪日客、特に中国客の爆買いが話題となり、百貨店の売上高も大い に伸びた。しかし、今年は、中国元に対して21%も円高になっている。しかも、中国の入管当局が高額商品の税徴収を厳密化させており、また、リピーター客 も多くなり、爆買いや高額商品の購入は落ち着いてきている。
百貨店の免税売上高は▲21%減と大きく落ち込んでいる。

1.売上高総額は、5,598億円余
2.前年同月比は、▲0.1%減(店舗数調整後/5ヶ月連続マイナス)
3.調査対象百貨店は、81社の236店(平成28年6月対比0)
4.総店舗面積は、5,966,882m2(前年同月比:▲1.4%減)
5.総従業員数は、75,939人(前年同月比:▲2.3%減)
6.3ヶ月移動平均値は、12-2月は▲0.5%減、1-3月は▲1.6%減、2-4月は▲2.2%減。店舗数調整後は、3-5月は▲3.9%減、4-6月は▲4.1%、5-7月は▲2.8%減
 [参]平成27年7月の売上高増減率は3.4%増(店舗数調整後)。

日本百貨店協会は、7月は、各社が夏のセールの開始時期を前倒ししたほか、昨年7月に比べて土日が1日ずつ多かったため減少幅は抑えられたものの、逆に今月はその反動が出ている。最近の円高で株価が下がると、デパートの売り場にも影響が出る可能性があり引き続き厳しい状況が続くと見ているとしている。

ドン・キホーテは、インバウンド効果は続いていると表明している。確かに高額商品は売れなくなったが、訪日客増=集客増から日用品が売れているとしている。

中国からの旅行者は、中国で失われた中国文化がいまだ日本には残っていると高く評価している。百貨店は売ることばかり考えず、こうした日本のいいところを紹介したり、旅行社とコラボして、旅行企画でも立てたらいかがだろうか。

スポンサード リンク
[ 2016年8月19日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ