アイコン AI研究拠点「革新知能統合研究センター」へ政府支援

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理化学研究所(理研)やトヨタ自動車、NECなど20以上の研究機関や企業が連携して製造や医療などに活用する人工知能(AI)を開発する事業を、政府が支援することが19日分かった。
各社の技術と幅広い協力関係を生かし、人材不足や高齢化などの課題の解決策を探る。
当面は10年間の予定だが、成果次第では延長も検討する。理研を所管する文部科学省が2017年度予算の概算要求に100億円規模の関連経費を盛り込む方針。
政府はAIを成長戦略の柱と位置付けており、今年4月には文科、経済産業、総務の3省が連携し、理研に革新知能統合研究センターを立ち上げている。

2016年4月13日理化学研究所(理研)は、文科省が進めるAIPプロジェクトの実施を担う研究開発拠点として「革新知能統合研究センター」を4月14日付けで設置することを決定し、同研究センター長に東京大学大学院教授 杉山将氏を内定した。
また、当該分野の海外における動向に詳しい米国カーネギーメロン大学教授 金出武雄氏を同センターの特別顧問に委嘱することとした。

AIPプロジェクト:「人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティー統合プロジェクト
同センターは、AIP:人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティー統合プロジェクトを担う研究開発拠点として、革新的な人工知能の基盤技術の研究開発を進めるとともに、それを生物科学などのサイエンスへ適用することや高齢化などの諸課題を解決するための社会実装に向けた技術開発等に取り組む。

杉山氏は、機械学習の基礎理論の構築と実用的なアルゴリズムの開発、及び、それらの実問題への応用研究を進めており、基礎研究から応用研究に至る幅広い領域で顕著な活躍を示しており、その業績は国内外から広く認められている。

同センターが担う人工知能・情報科学技術はとくに発展著しい分野であることから、杉山氏には、自らも画期的な研究成果を生み出しつつ、わが国の若手研究者を強力に牽引し、当該分野における科学力・技術力を、世界に肩を並べるまでに発展させることを期待している。

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[ 2016年8月19日 ]

 

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