アイコン タイでまた爆弾テロ タイ南部バッタニー

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タイの警察によると、タイ南部のパッタニーのホテル付近で23日夜、2回の爆発があり、1人が死亡、30人が負傷した。死者・負傷者はいずれもタイ人。
最初の爆発はホテル付近の駐車場で起き、被害はなかった。2回目はホテル入口に駐車していたトラックが爆発し、1人が死亡、30人が負傷したという。
タイでは最近観光リゾート地で爆発事件が相次ぎ、4人が死亡、数十人が負傷している。一連の事件の犯行声明は出ていないが、専門家らは南部の反政府勢力の関与を指摘している。
タイ南部のヤラ、パタニ、ナラティワットの3県では2004年以降、反政府勢力と政府軍の戦闘が繰り広げられ、6500人以上の死者が出ている。
8月初めに行われた国民投票では新憲法草案が承認されたものの、これら3県の結果は「反対」だった。
以上、

タ イ南部はイスラム教徒が多く、反政府勢力も以前から存在する。ISが浸透している可能性もある。ただ、タイ2大政党の政治混乱の中で平和的に発足した軍事 政権は、味をしめ長期政権を目指しており、既成政党への弾圧も行っていることから、カムフラージュの爆弾事件の可能性も残る。

タイの軍事政権は、樹立後中国寄りに棚引い(爆弾テロ事件は、中国反政府のイスラム教のウイグル族を中国に求めに応じ、タイ軍事政権が中国へ大量に強制送還したことに始まっている)たものの、一番の工場進出国である日本などの牽制により、しばらくはその動きを停止させている。
西側諸国は、軍事政権の民政移管を支持しているものの、中国政府は、国際手配されている軍事独裁政権者だろうとマレーシアのような腐敗政府だろうと中国寄りの政権に対して熱烈歓迎している。

タイ軍事政府はその勢力を温存したまま民政移管させ、長期政権を樹立するため憲法改正に及んだもの。
タイもテロ多発で観光地としては危なくなってきている。

今年8月11~12日にかけては、タイの7つの県で爆弾テロや放火が相次ぎ計4人が死亡、30人以上がけがをしている。

昨年8月17日タイ中心街で起きた爆弾テロでは20人が死亡、125人が負傷した。当事件は、タイ軍事政権が、国際批判されながらも実質亡命中のウイグル族を中国側に強制送還した軍事清家かに対するウイグル族の報復爆弾テロ事件と見られている。

中国西域のウイグル族支配地を漢民族が占領、ウイグル族に対する弾圧が続き、ウイグル族の過激派はアルカイダやISに合流している若者も多いというデータが発表されている。

タイ南部では、イスラム反政府勢力に対する掃討作戦が昔から行われているが、軍事政権となり、掃討作戦が勢いを増している。それに反発した反政府勢力のテロ事件だろう。
タイ南部は、イスラム教徒が多いマレーシアと国境を接している。タイは仏教国。

[ 2016年8月24日 ]
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