アイコン 福岡県連 鳩山二郎氏の申請門前払い 6区補欠・鳩山邦夫氏の弔い合戦 息子次男

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元総務相の鳩山邦夫氏の死去に伴う衆院福岡6区の補欠選挙(10月11日告示、23日投開票)を巡り、自民党県連は、鳩山氏の次男で大川市長の鳩山二郎氏(37)から提出された党本部への公認申請を却下した。
県連によると、二郎氏の申請は1日付。2日の三役会議で「公認候補の選定はすでに終了している」として門前払いにした。

県連は、7月29日開催した県選出の国会議員(参議)や福岡6区内の県議らで構成された候補者選考委員会で、公認申請者3人の中から参院議員で林芳正前農水相の秘書、蔵内謙氏(35)を決定し、県連党三役会議で、蔵内氏を党本部へ公認申請することを決定している。

これに対し、二郎氏は党本部に直接、公認を求めており、二郎氏の事務所幹部は「県連の対応は想定の範囲内。引き続き、党本部の公認決定を待ちたい」としている。

補選には、民進党公認でインド・在チェンナイ日本総領事館元職員の新井富美子氏(49)、共産党筑後地区委員長の小林解子氏(36)も立候補を予定している。
以上、

自民党福岡県連が、党本部へ公認申請を決定した蔵内謙氏は、自民党福岡県連の現役会長の蔵内勇夫氏のご子息。
今回の福岡県連の決定は、蔵内県連会長が属すると見られる古賀誠氏系と古賀誠氏系とことごとく対立する麻生太郎氏系が、珍しく手に手を取り合い、蔵内会長のご子息の謙氏を擁立すべく、党本部に公認申請することを決定している。

ただ、麻生太郎閣下と同じ筑豊ながら二階派(志帥会)の武田良太衆議(48歳、伯父は川筋者で知られた自民党重鎮故田中六助氏)の動きも気になるところ。

<福岡6区補欠選挙の選考委員会>
筑後地方6区は古賀誠氏の牙城、6区の自民党県会議員はほとんどが古賀誠派=蔵内派。
参加した福岡の参議は、松山政司議員と大家敏志議員。
・松山政司(岸田派だが、JC会長OBで麻生閣下の子分)、岸田派には蔵内謙氏が秘書をしていた林芳正前農水相がいる。
・大家敏志(麻生派)、麻生閣下は古賀誠氏の牙城の筑後地方以外(筑豊・北九州・福岡)福岡県のすべてを取り込んでいるが、田舎の筑後地方は古賀氏が強すぎ相手にしていない。

蔵内勇夫自民党県連現会長のご子息が出馬するからには、決定は当然の結果だろう。
・蔵内勇夫自民党県連現会長には、2011年4月の福岡県知事選挙で、自民党県議会議員会で知事選擁立が決定し出馬表明、しかし、九電(福岡財界:7社会代表)・麻生前県知事・麻生閣下・西日本新聞社の連合部隊により、蔵内降ろしが起こり出馬辞退、小川洋県政(麻生前知事と同じ通産官僚で共に特許庁長官OB)が誕生した経緯がある。

いろいろあるが、故鳩山邦夫氏は派閥横断の「きさらぎ会」(108人)の会長であったことから、自民党本部では、何が起きるかわからないものの、蔵内氏に対して消極的推薦の立場にある麻生閣下の意向次第になる可能性が高い。
ただ、「きさらぎ会」は、塩崎恭久厚生労働相ら9人による新体制に移行し継続が決定している。「きさらぎ会」の国会議員数は、最大派閥である町田派の95人より多く、故鳩山邦夫会長は、安倍首相の政権支持を表明して活動していた。
安部首相と古賀誠氏は犬猿関係にあり、安倍政権も今回の補欠選挙では難しい選択を迫られる。

[ 2016年9月 5日 ]
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