アイコン 損保ジャパン/6500億円で米大手保険エンデュランス買収へ

スポンサード リンク

大手損害保険会社の「損害保険ジャパン日本興亜」は、今後、国内市場の縮小が見込まれる中、海外事業を強化するため、日本円で約6500億円を投じて、イギリス領バミューダ諸島に本社を置きアメリカを中心に世界各国で事業を展開する米大手保険会社「エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングス」社を買収する方針を固めた。
買収額は、日本円で約6500億円、全発行株式を買い取る。
エンデュランス社は、企業がサイバー攻撃の被害を受けた場合に損害を補償する保険や、農作物が不作だった場合に農家に収入を補償する保険など、今後、成長が見込める分野の保険商品を強みとしている。
今回の買収は、人口減少を背景に主力の自動車保険や火災保険などで今後、市場の縮小が見込まれる中、新たな収益の柱を育てようという狙いがある。

損害保険業界では、昨年、東京海上ホールディングスがアメリカの保険会社:HCCインシュアランス・ホールディングスを約75億ドル(当時時価:約9,413億円)で買収、

三井住友海上が今年3月、イギリスの損害保険大手のアムリンを総額約6420億円で買収し、各社が海外事業の強化に動いている。

保険業界は、少子化が進む中、若年者の低賃金化、派遣や契約社員が急増しており、生保も自動車保険などの損保もダブルで深刻な影響を受けているものと見られる。財界要望の総派遣・総契約社員かなど過度な低賃金化を実践していては、健康保険料や年金が将来にわたり小額しか国には入ってこなくなり、出て行く費用は高齢化で増加する一方の中、日本の財政を苦しめ、空手形の国債を増刷し続けることになる。

スポンサード リンク
[ 2016年10月 5日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ