アイコン 南スーダン 7月の戦闘 安倍首相が戦闘行為ではないと 衝突だってぇ

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南スーダンの首都ジュバでは、7月8日~11日に政府軍とマシャール前副大統領派との間で激しい戦闘が続き、少なくとも双方で300人が死亡、数千人が国連の基地に避難したと国連難民高等弁務官事務所の現地情報としてAFP通信が報道している。

安倍首相は11日の国会答弁で、今年7月、政府軍と反政府勢力との衝突はあったものの、戦闘行為にはあたらないという認識を示した。

戦闘行為と衝突の違いは何だろうか。戦闘はすべて衝突といいたいのだろうか。

7月10日の衝突から、政府軍と反政府軍の戦闘に突入、中国軍PKO部隊の装甲車が被弾し2名が死亡し、5名が重軽傷を負ったと中国政府が公表していた。
また、国連の現地情報によると、中国軍のPKO部隊は、反政府軍から強い攻撃を受け、持ち場を捨て、武器弾薬を放棄して逃げ去ったという。

国連(UN)は7月27日、南スーダンでサルバ・キール(Salva Kiir)大統領を支持する政府軍と大統領に解任されたリヤク・マシャール(Riek Machar)第1副大統領(当時)の支持勢力との間で激しい戦闘が再発した7月8日以降、少なくとも120件の性的暴行事件が起きたと発表した。
国連の平和維持活動(PKO)要員が暴行現場を目撃していながら見逃した疑いがあるとして、調査を開始したという。

9月、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、イェイでは政府軍が包囲したため約10万人が域内に閉じ込められていると明らかにしている。

10月10日、南スーダンの警察当局は、首都ジュバ(Juba)近くの道路で週末に反政府勢力が、北部での紛争から逃れてきた集団を乗せたトラックが首都ジュバと南部の都市イェイ(Yei)の間を移動していたところ、待ち伏せ攻撃し、避難民21人が死亡、負傷者も20人に上っている。

安倍首相はいい加減な言葉の遊びをしないで、戦闘とはっきりいえば、今回の武装自衛隊の派遣部隊も、それなりの覚悟でもって対応できようが、カケツケ警護などあやふやでいい加減な言葉を使い、安倍首相は南スーダンにのめり込んでいる。

スーダンも南スーダンも中国の利権(原油と鉱物資源)の塊であることをわかって、自衛隊を進駐させるのだろうが、日本の利益はどこにあるというのだろうか。

武器のほとんどは中国製、ダルフールで使用され、南スーダンへ流れ込んでいる武器、スーダンから反政府組織に渡されている武器、大統領派の武器、いずれも中国製とされている。

両国とも、原油の開発から原油購入まで中国が担っており、その代金の支払いの一部が武器購入に当てられている。ダルフールの民族浄化虐殺事件も中国製の武器がスーダン政府からアラブ系武装部族へ供与され実行された。その武器が今、南スーダンへ流れている。

スーダンのバシル大統領(ダルフール虐殺の主犯者として国際手配されている、中国とは、中国の反日軍事パレードにも招待された関係)は、南スーダンを開放すると宣言している。マシャール前副大統領は現在スーダンの首都ハルツームに滞在していると報道されている。

中国は、手に負えなくなったスーダンを国連にその治安を要請したものの、中国は武器を現在でもスーダンに供与し、スーダンは南スーダンの反政府組織にその武器を流し、戦闘を激化させている。(中国は南スーダンにも現在も武器供与している)

言葉の遊びを国会で堂々とまかり通らせていいのだろうか。根性が腐っている。日本を守る自衛隊諸君がかわいそうになってくる。

以上、AFP通信の記事など参考

 

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[ 2016年10月11日 ]

 

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