アイコン 7~9月GDP 2.2%に拡大 住宅・輸出が牽引

スポンサード リンク

内閣府が発表した今年7月から9月までのGDP=国内総生産は、個人消費が伸び悩んだものの、輸出の増加が全体を押し上げ、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3ヶ月と比べた伸び率はプラス0.5%、年率に換算してプラス2.2%となり、3期連続でプラスとなった。
内閣府が発表したことし7月から9月までのGDPの速報値は、前の3か月と比べてプラス0.5%となりました。

主な項目では、
「住宅投資」が、日銀のマイナス金利政策で住宅ローンの金利が低い水準で推移していることが後押しとなり、前の3ヶ月と比べて2.3%のプラス。
また、「輸出」も、スマホ向けの電子部品が堅調で、2.0%のプラスとなり、GDPを押し上げた。

一方、GDPの過半を占める「個人消費」は、消費者の節約志向が根強いことに加え、8月から9月に台風の上陸が相次ぎ、外出を控える人が多かったことも影響し、0.1%のプラスにとどまった。

「企業の設備投資」も、円高による収益の悪化を懸念して設備の更新を控える動きが出て、プラス0.0%とほぼ横ばいにとどまった。

今回のGDPは内閣府は、日本経済はこのところ弱さも見られるが、雇用・所得環境の改善が続いており、緩やかな回復基調が続いている。ただ、先行きについては、海外経済の不確実性の高まりや金融市場の変動の影響に留意する必要があるとみている。

スポンサード リンク
[ 2016年11月14日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ