朴大統領弾劾へ 韓国の弾劾制度、韓国国会の勢力図
韓国の大統領弾劾制度、
国会で、
国会議員の1/3以上の発議、
2/3以上の賛成で弾劾訴追議決
憲法裁判所で、
憲法裁判所の大統領に対する弾劾審判で成立する。
国会の弾劾議決で必要となるのは200議員票以上となる。
セヌリ党議員以外では178議席しかなく、野党がいくら頑張っても22席足りず議決できない。
そこにセヌリ党の反主流派が浮上してくる。
前セヌリ党党首の金武星氏(62)は、反主流派で朴大統領弾劾の急先鋒。金武星氏は反主流派に呼びかけ、野党と共に弾劾を成功させるとしている。
反主流派は30名とカウントされている。反主流派の30名の中から22名が弾劾に賛成票を投じれば、弾劾は議決される。
<どうなる>
最大の問題は、朴大統領が議会側に大幅に譲歩しているにもかかわらず、弾劾が野党側で進められており12月9日までに提出するという。
そうした中、セヌリ党の内部の問題では、党有力者の金武星前セヌリ党首らが完全に弾劾に同調していることにある。
(反主流派は、先の4月の総選挙で、反主流派の多くの前議員が公認を受けられなかったという恨み辛みがある)
弾劾が成功すれば、このままでは野党候補が大統領になる公算が非常に高い。当然、盧武鉉時代のように中国寄り、北朝鮮寄りの政治が行われ、国民をまとめるため、最大限反日が利用されることになる。
燃え上がる国民体質、先を読まない国民性もあり、野党有利に展開することだけは間違いなさそうだ。
朴大統領が、オカルト女の操り人形であったことが発覚する以前から、国会でも政権党が300議席中122議席(改選前146人)しか獲得できず少数与党にしたのは、朴大統領自身でもある。
次期大統領候補では、与党では国連の潘基文事務総長が国連決議に違反して水面下で動いており、世論調査では人気№Ⅰ、それに続くのが文在寅前共に民主党党首。
大統領選挙を弾劾で早めれば、潘基文の出番はなくなる。
国会も多数野党であり、が大統領になれば、現野党勢力によるやりたい放題の政治になる。
日本の麻生殿下は、色めきたって日韓スワップ協定を急ぐことはない。アニメ・漫画の殿堂でお茶を濁すことだ。
文在寅は、大統領を辞めた直後、妻が巨額収賄の嫌疑をかけられ自殺した盧武鉉の片腕だった人物。
韓国国会の勢力図
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党派
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議員数
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構成率
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改選前
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セヌリ党(政権与党)
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122
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40.7%
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146
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(セヌリ党主流派92名、反主流派30名)
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共に民主党(野党)
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123
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41.0%
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102
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国民の党(野党)
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38
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12.7%
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20
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正義党(野党)
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6
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2.0%
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5
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無所属
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11
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3.7%
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19
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300
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欠員8
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敗戦原因:ソウル首都圏122議席中、セヌリ党35席、共に民主党82議席、ほか5議席
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共に民主党は、元新政治民主連合
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国民の党は、共に民主党から離脱した党
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正義党は、革新系
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