アイコン 鳥インフル韓国で猛威  韓国最大級の養鶏場24万羽殺処分 H5N6型

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韓国防疫当局は23日、韓国の西部、黄海沿岸を中心に発生した鳥インフルエンザが22日、京畿道抱川市などソウルと近い場所で確認されたと明らかにした。
ソウル北方の京畿道抱川市内の農場でニワトリ65羽が死に、鳥インフルエンザに感染した疑いがあるとして届出があったという。5羽の死骸の簡易検査を実施した結果、すべてから鳥インフルエンザウイルスが検出され、抱川市は同農場のニワトリ24万羽の殺処分を決めた。

<すでに93万羽殺処分>
鳥インフルエンザウイルスが検出された地域は忠清北道や忠清南道、全羅南道、全羅北道など8地域に増え、これらの地域の農場では計93万2000羽のニワトリが殺処分された。

一方、江原道の原州市(内陸部)では留鳥(移動しない鳥)から初めて鳥インフルエンザウイルスが検出された。渡り鳥だけでなく、韓国内陸部に生息する留鳥から鳥インフルエンザが確認されたことで、感染経路が増え、拡散の可能性も高まり、防疫当局や農場関係者などが警戒を強めている。

韓国の西部、黄海沿岸を中心に高病原性(H5N6型)鳥インフルエンザが同時多発的に発生し、カモやニワトリなどの大量死が相次ぎ、感染拡大を防ぐための殺処分が進められている。
 鳥インフルエンザは、これまで発生した農場から隣接した農場に伝染することが多かったが、今回は異なる様相を見せていることに加え、致死率が高く、広がりも速いため、被害の拡大が懸念されている。
 また、これまでのように感染経路が明らかになっておらず、一定のパターンが確認できないほど、全国のあちこちで発生している。

<共通点は近くに河川だけ>
野生の渡り鳥が越冬する河川が、農場周辺にあるという共通点があるだけで、原因は明らかになっていないが、エサが豊富な黄海から渡り鳥が河川に沿って移動する途中にウイルスを拡散させているとの分析が出ている。

 さらに、今年発生した鳥インフルエンザは、中国で死者を出したH5N6型で、当局や畜産農家などは懸念を深めている。
 
畜産当局関係者は、「調査をしているが、明確な感染経路が把握できない」とした上で、「鳥インフルエンザが黄海の沿岸を中心に、同時多発的に発生している点から、渡り鳥による伝播の可能性が高い」と説明した。

 

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[ 2016年11月24日 ]
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