スマホゲーム業界に老舗の新興勢力のゲームソフト業界が参入、一方、スマホゲーム育ちのソフト会社は乱立し、ゲーム人気も拡散しすぎて、これまでのような急成長する企業が大幅に減ってきている。

任天堂やソーニーの家庭用ゲーム機対応のソフトを開発していた大手ゲームソフトメーカーは、スマホゲームに市場を食われ、売上高や利益を落としてきた。しかし、ここに来て、スマホゲームに往年のヒット作を投入し、売上高や利益を拡大させ始めている。

それに待望の家庭用ゲーム機のPS-VR機も投入され、VR機の今年末商戦での売れ行きしだいでは、家庭用ゲームソフトでも利益を上げることができる。

スマホゲームが多く輩出されるほどに、大手家庭用ゲームメーカーのゲームは、知名度があり、ヒットしやすい利点もある。また、既存の家庭用ゲームでファンになったユーザーも、スマホではヘビーユーザーになりやすく、老舗の利益拡大に貢献することになる。