アイコン 本部のノルマにコンビニがバイト生にノルマ課す「恵方巻」「ケーキ」「おせち」・・・

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先日は、コンビニを病欠したバイト生が、1日分と見られる額を差し引かれるという問題が話題となっていた。今度は、バイト生へのノルマが大問題となっている。
コンビニ業界は、エンドのバイト生からもこうした収奪を行い、巨額な利益を上げ続けている。

3日の節分を前に、コンビニなどでは「恵方巻」の販売が始まっているが、ツイッターには販売のノルマを課されたというアルバイトの学生の書き込みが相次いでいる。
ある女子高校生は「店長から50本売るよう指示され、悪いなぁと思いながら友人たちに何とかして30本を販売、残りの20本は家族に買ってもらうしかない」と訴えるなど過酷なノルマに苦しむ実態が浮かび上がっている。

「恵方巻」は、節分に食べると縁起が良いとされる巻き寿司で、コンビニでも予約を受け付けるなど、販売競争は年々激しさを増している。

こうした中、ツイッターでは、コンビニでバイトして働く学生が、店から販売する数のノルマを課されたという書き込みが相次いでいる。
また、別の女子高校生は、「店全体で700本売ることが決まり、自分も20本売るよう『ノルマ』を課された。コンビニでは、夏はウナギ、秋はおでん、冬はクリスマスケーキやおせちと、販売ノルマが課され、一年中苦しいです。こういう売り方はおかしいと思いますが、店長に冷たくされるのも嫌ですし、アルバイトを続けるためには仕方がないです」と話している。

<本部は「絶対」>
一方、コンビニ大手のフランチャイズ店を経営するオーナーによると、恵方巻のシーズンを前に、本部の社員から「販売目標」が示され、この店では、毎年数百本仕入れているという。

オーナーは、「毎年、恵方巻の時期になるとどれだけ売れ残るかと胃に穴が開きそうです。本部にとっては加盟店に仕入れさせたら全部利益になりますが、私たちにとっては、本部は絶対で、消化しなければなりません。従業員に割り振って達成しようという店もあります」と話しているという。

コンビニ大手各社は、「各店舗は、本部とフランチャイズ契約を結んでいるものの自主的に営業しているため、本部が店舗にノルマを課したり、アルバイトに買い取りを強制することはない。また、アルバイトに無理な負担を強いないよう店舗に対して指導している」とコメントし、トボケている。
以上、報道参照

組合が形骸化し、監視機関がなくなった結果のハゲタカの世の中、先進国では、アメリカよりもどこよりも日本は過酷なものとなっている。
国は、企業にやりたい放題させていることから、企業がいくら利益を出しても、従業員の報酬を上げようとはせず、就業者が大幅に増加しても全体の消費は低迷したままとなっている。

コンビニの場合、国会で追及しない限り、是正されない。
ましてや、何の権限もない単なるバイト生に対し、(加盟店に対して実質)無理難題の販売を押し付けさせ、利益を図るコンビニ業界のやり方は大問題だろう。
地域商店を破壊し尽くし、寡占化し、巨大化したコンビニ業界は、FC店が何をしても関係ない・知らないでは済まされない。

<国内のセブンイレブン、2016年2月期>
国内チェーン:18,572店舗
国内チェーンの売上高:7.1%増の4兆2,910億67百万円
<商品別>
菓子・飲料などの加工食品の売上高:7.9%増の1兆1,156億77百万円、
弁当・惣菜などのファストフードの売上高:7.8%増の1兆2,787億38百万円、
パン・ベストリー・牛乳などの日配食品の売上高:3.7%増の1兆3,173億57百万円、
加盟店からの収入と直営店からの収入合計は7.8%増の7,936億61百万円、
営業利益は5.2%増の2,350億33百万円
営業利益率は29.6%・・・加盟店からの収入+直営店収入が対象。

こうしたセブンイレブンにノルマ制を導入した人物「井阪隆一」氏が、好業績の実力を買われセブン&アイホールディングスの社長に上り詰めている。

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[ 2017年2月 3日 ]

 

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