アイコン 京呉服卸の(株)北川(京都)/自己破産へ

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京呉服卸の(株)北川(京都市中京区衣棚通姉小路上る長浜町149、代表:北川悟)は5月25日事業停止、事後処理を井上和人弁護士(電話075-231-2751)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約13億円。

同社は昭和30年創業の京染呉服の卸し会社。バブル時代には60億円以上の売上高を計上していたが、バブル崩壊、デフレ、消費不況で平成28年12月期は1億円台まで売上高が減少し、耐えられず今回の事態に至った。

国の経済政策が企業最優先策により、落下傘方式で勤労者の家計収入も増加する計算だったが、国の借金が立ちはだかり、借金が膨れ上がる中、金利上昇はご法度、そのために低賃金の非正規雇用を拡大させた結果、バブル時代のようには勤労者の消費はまったく回復せず、呉服などが売れなくなってしまった。レンタルの成人式以外「美しい日本」から和服が消えようとしている。

どこへ行ってしまったのでしょうか「美しい日本」。

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[ 2017年5月26日 ]

 

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