アイコン 図表で見る北朝鮮ミサイルと防衛システム/南北朝鮮+東アジア各国の戦力

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自国防衛の先制攻撃により米国はいつでも北朝鮮を攻撃する用意がある。しかし、北朝鮮と韓国の首都ソウルが50キロしか離れておらず、北朝鮮にとってミサイルどころか砲撃範囲内、特に北朝鮮は多連装砲を4500基以上所有しているとされ、これまでの主力240ミリMRLの射程は最大60~65K、その後開発された300ミリKN-09は180~200Kで韓国中部まで入ってしまう(ソウル-釜山間は約400k)。通常兵器の短距離ミサイルも山ほど保有している。

米軍がミサイル基地や核開発施設を殲滅したとしても、山岳地帯となる国境沿いのどこにあるのかもほとんどわからない多連装砲により1000万人が暮らすソウルの被害は想像を絶するものになる。
そのため、米軍が北朝鮮を攻撃できない事由となっている。当然、壊滅しそこなった自走式ミサイルは、日本へまともに飛んでくる可能性が高い。

最小限の被害で済ますには、ヒトラー並みの独裁者である頭を取るしかない。しかし、基地外・狂気の金正恩は似せ者・そっくりさんを何人も使用しているというから、よほどの内部情報を逐次取得していなければ難しい。その能力は韓国軍にも米軍にもない。逆に北朝鮮のハッカー隊121部隊から韓国軍は昨年末、米軍との共同作戦である「北朝鮮軍殲滅作戦」のシミュレーション情報を盗み出される始末。

何やってんだか・・・。こんなんで米軍が北朝鮮を攻撃しようにも攻撃できない事由がここにもある。
ただ、アメリカにしても、ヒステリックで短気なトランプが、北朝鮮にどう対処するのかわからないところだらけも現実。米国には国益とプライドがあり、そのまま北朝鮮に、米攻撃が可能となる核開発とミサイル開発を結果容認することもできない。

 

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<南北朝鮮の軍事力バランス>(1)

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<朝鮮半島の軍事バランス>(2)


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<東アジアの軍事力>

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<東アジア各国の戦力/2014年版米国防省のミリタリーバランス>


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<東アジアにおける空軍力>

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<北朝鮮の各種ミサイル性能 2013年ロイター>
米科学者連盟+韓国国防省ほかの資料に基づく


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<北朝鮮のミサイル基地>

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<北朝鮮の空軍基地>


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<北朝鮮の2014年3月6日の同時4発ミサイル発射実験>

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<日本の防衛>
<日本軍・駐留米軍の攻撃ミサイルに対する防衛の迎撃ミサイルシステム>

発射予測できない実践では非常に命中率は低いとされる。
軌道がはっきりして、時間があれば、SM3+PAC3迎撃ミサイルで防衛できる。しかし、今でもいつ発射わからない北朝鮮ミサイルは日本へ10分程度で飛来する。早期警戒機+Xバンドレーターなどで発射把握し、迎撃体制に入るのに数分しかない。

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<集団的自衛権>
アメリカが直接ミサイル攻撃されるのを事前に防御するためのもの。

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<Xバンド 青森・車力&京都・経ヶ岬>1000kカバー
THAADに連動

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<日本の迎撃ミサイル配備状況>
首都防衛のため市谷にも配備されている。

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<↓ 北朝鮮攻撃シミュレーション>
下記の資料は古いが、現在は、空母ジョージ・ワシントンは2015年に米国へ帰航し、変わってロナルド・レーガンが第7艦隊(横須賀)に就航している。また、太平洋東の第3艦隊のカール・ヴィンソンも現在東アジアにあり、空母2隻の艦隊を東アジアに展開する非常事態となっている。
トランプの人気に悪作用する犠牲者の出る上陸作戦はしないと見られる。上陸作戦を敢行しても韓国軍に任せるだろう。
米軍は頭目の首と、核施設・ミサイル基地を破壊することを第一義にする。
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[ 2017年4月10日 ]
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