タカタ/民事再生申請へ 負債額は1兆円超
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大手エアバッグメーカーのタカタ(東京都品川区東品川2−3−14 東京フロントテラス、代表:高田重久)は26日開催した臨時取締役会で、東京地方裁判所に民事再生法の適用を申請することを決定した。
負債額は1兆円超。
同社は、アメリカでエアバッグの不具合が原因となった死亡事故が相次いだことをきっかけに、日本など世界各地でリコールが拡大し、今年3月期の決算は▲795億円の最終赤字に陥った。さらに、自動車メーカーが肩代わりしている、リコールの費用を含めた負債の総額は1兆円を超えている。
タカタは、自主再建の方策を探ってきたが、関係企業などからの支援が得られないまま経営に行き詰まった。負債額は国内の製造業では過去最大。
タカタは、裁判所の管理下で事業を継続しながら経営の立て直しを目指す方針で、スポンサー企業として、中国企業の傘下にあるアメリカの大手部品メーカー、KSS=キー・セイフティー・システムズから2000億円規模の出資を受ける方向で調整を進めている。
タカタは、戦後、シートベルトなどの製造で事業を拡大し、エアバッグの分野では世界の3大メーカーの一角に成長したが、大規模なリコールへの対応の遅れなどで消費者や関係企業の信頼を失い、経営破綻に追い込まれることになった。
連結/百万円
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2015年3月期
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2016年3月期
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2017年3月期
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売上高
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642,810
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718,003
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662,533
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営業利益
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32,958
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42,133
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38,958
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経常利益
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40,657
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35,206
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42,999
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当期利益
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-29,558
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-13,075
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-79,588
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総資産
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475,435
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443,036
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430,954
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自己資本
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147,224
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121,803
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30,250
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資本金
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41,862
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41,862
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41,862
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有利子負債
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86,308
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84,054
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83,978
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自己資本率
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31.0%
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27.5%
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7.0%
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[ 2017年6月26日 ]
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