アイコン 初発見 恒星間惑星  太陽系外から「A/2017 U1」 大きさ400m/ハワイ大

スポンサード リンク

世界中の天文学者が、太陽系を横切る素早くて小さな物体の動きを追っている。

米航空宇宙局(NASA)は、この物体がすい星か小惑星かも不明としながらも、太陽系の天体の動きとは異なるため、太陽系外から飛来した可能性があるとの見方を示している。

これが確認された場合、天文学者が観測した初の「恒星間の物体」になるという。

NASAの地球近傍天体研究センターのポール・チョーダス氏は「我々は数十年間この日を待っていた」と言及。

「恒星の間を飛び回り、ときには太陽系を通過することもある小惑星やすい星が存在することは以前から理論的に示されてきた。

だが、探知されたのは、今回が初めてだ。今のところ、あらゆるデータがこの天体が恒星間の物体である可能性を示しているが、今後さらに多くのデータが確認を助けてくれるだろう」と述べた。

NASAによると、データ取得のため、世界中の地上の望遠鏡と宇宙望遠鏡が、この天体に向けられている。

この天体は「A/2017 U1」と呼ばれ、米ハワイ大学の研究者が今月19日に同大の「パンスターズ1望遠鏡」を使って発見した。

直径は400メートル以下で、秒速25.5キロで移動している。

NASAによれば、この天体が地球の脅威となることはない。

14日には、地球から約2400万キロ離れた場所を安全に通過。今後はペガサス座の方向に進み、太陽系を脱出するとみられている。

1101_06.jpg

 

スポンサード リンク
[ 2017年11月 1日 ]

 

関連記事

 

 

スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ