アイコン (株)白井産業(静岡)/民事再生申請 負債額は約50億円 商事債権全額保障

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組立家具製造の(株)白井産業(静岡県藤枝市善左衛門1471-2、代表:松本貢)は11月6日、申請処理を石井健弁護士(電話03-6894-1139)に一任して、静岡地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。監督員には、山本正幸弁護士(電話054-255-2819)が選任されている。

負債額は約50億円。

同社は昭和38年創業の組立家具のトップメーカー。以前は家具店やホームセンターなどへ100億円以上の売上高を計上していた。生産は本店工場とベトナムに生産子会社を配し、コスト競争力も有していた。しかし、家具専門店に対して家具量販店のイケアやニトリが台頭、東南アジアからもさらに安価な家具が流入して競争激化、平成29年1月期には約43億円の売上高まで減少していた。

財務内容も含め抜本的に経営の改善を図るため、静岡中小企業支援5号投資事業有限責任組合とルネッサンスセブン投資事業有限責任組合をスポンサーに選定し、民事再生を申請し、金融機関などからの借り入れを軽減させ財務改善や経営改善に取り組むもの。

なお、債権者説明会は、11月9日(木)午後2時より、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」(静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号、TEL054-203-5710)の6階ホールで開催される予定。

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[ 2017年11月 7日 ]

 

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