アイコン ユダヤ超強硬派のネタニヤフ首相 起訴される

 

 

イスラエルのアビハイ・マンデルブリット検事総長は21日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相を収賄や詐欺などの汚職の罪で起訴したと法務省が発表した。

数十年にわたり続くネタニヤフ首相の政治キャリアに終止符が打たれる可能性がある。
同省は、マンデルブリット検事総長が「ベンヤミン・ネタニヤフ首相を収賄、詐欺、背任の罪で起訴することを決めた」と述べた。

同省によると、すでに起訴の決定を伝える書面と起訴状の写しがネタニヤフ氏の弁護士らに渡された。イスラエルの現職首相が起訴されるのは初めて。

ネタニヤフ氏はすべての嫌疑を強く否認している。法律上、確定判決が出るまで首相を辞任する必要はないが、政治的圧力は強まるとみられる。同氏が議会に不訴追特権を求める可能性もある。(勢力は拮抗している)
以上、

中東のあちこちに事前予防のミサイル攻撃や空爆をし続けるネタニヤフ、反撃されれば10倍・百倍で仕返す戦争大好き人間。

強硬なゆえに圧倒的多数派のユダヤ教保守派の支持を受け、長期政権を確立している。資金は元祖ハゲタカの世界に散らばるユダヤ社会から未曾有に集まる。金もダイヤも原油もユダヤ人たちが支配している。
日本の隣国のように仲良くやって行けない政治家・宗教者たちである。

ネタニヤフは起訴されてもトランプ流にフェイクだとシラをきり通すことだろう。

9月の選挙では1票差でガンツ元軍参謀総長率いる中道政党連合「青と白」が第一党になったが期限の11月20日までに連立による組閣に失敗、それ以前に「リクード」のネタニヤフも組閣に失敗している。国会が3週間以内に首相候補を擁立できない場合は来春再び総選挙が実施される。その間、ネタニヤフは首相の座を維持する。

こうした時期にネタニヤフが起訴されたダメージは大きいと見られるが、そこは常に戦争状態を自ら作り出しているイスラエル首相、わからない。
元参謀総長でイスラエル労働党党首として首相を務めたラビン元首相は、パレスチナとの和解を進めたが1995年11月ユダヤ強硬派の青年に暗殺された。それ以来、強硬派の台頭が強く、2009年からネタニヤフが首相を務めている。

[ 2019年11月22日 ]

 

 

 


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