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ここ10年、特に森林火災が多発しているカルフォルニア州、同時多発的に大規模火災が発生した昨年、今年もまたサンタアナの風による火災シーズン到来した。
カルフォルニア州にはまだ燃えるような森林があるようで、環境に世界一煩い州でありながら、大量にCO2を地球に放出させ続けている。

その原因の一つに電力大手PG&Eの送電線がある。電力の価格競争に明け暮れ、老朽化した配電線網、強風により切断、山火事の原因になっているという。価格競争は当然ながら、その監視システムがない限り電力インフラを完全民営化するのは問題があるようだ。

今回は皮肉にも強風による送電線火災を回避するため計画停電したところ、各地で火の手が上がっている。自家発電などの影響と見られる。米カリフォルニア州南部で森林火災が発生し、11日、強風によって火災が拡大して10万人を超える住民が避難を強いられたほか、建物や住宅が損壊し、州内の広範囲で厳戒態勢が敷かれた。

 報道によると、ロサンゼルスから約115キロ東に位置するカリメサでは、ごみ収集車の積み荷に火災の火が燃え移り、運転手が積み荷を放置。近くのトレーラーハウスの駐車場に火が広がり、89歳の女性が死亡した。

 また、消防当局によるとロサンゼルスの中心部から約32キロ北に位置するサンフェルナンドバレーでも森林火災の影響で50代の男性が死亡した。

10日に発生し11日午後5時には、焼失面積が3千ヘクタールに及んでいる。100万人を超える住民に避難命令が出されている。

ロサンゼルス消防当局によると、11日早朝現在、火災の鎮火率は0%で、消防隊員約1000人が消火活動に当たっている。火災により複数の主要幹線道路の一部が封鎖され、地下鉄も運休となった。

カリフォルニア州の電力大手PG&Eは9日、森林火災の予防措置として輪番停電を実施。北カリフォルニアの住民約200万人が停電の影響を受ける中、今回の火災が発生した。
 計画停電は、強風によって送電網を火元とする森林火災が発生するリスクを減らすための措置で、11日はPG&Eの契約者約31万2000人への電力供給が停止されていた。

サンタアナの風(悪魔の風ともいう)は、秋に内陸部から太平洋に向かい吹き降ろす暖かい強風が吹く気象現象。風速は時速40マイル(18m /s)を超える。南カリフォルニアの沿岸部とバハカリフォルニアの北部に影響を与える、それらはグレートベースン(西部内陸部のネバタ州など)の乾燥した高圧気団に由来している。


↓10月11日のカルフォルニア州ポーターランチの火災。
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