アイコン シンフォニアT 豊橋技科大に講座開設 頭が足りなければ大学に頼れ

Posted:[ 2019年10月26日 ]



半導体向けクリーン搬送機器などを手掛けるシンフォニアテクノロジーは、豊橋技術科学大学(豊橋市/技術開発に特化した国立大でロボットに強い)に、人工知能(AI)などを使って生産効率を高める次世代スマート工場向け技術を開発するための共同研究講座を設けた。

同大の基礎研究力やビッグデータなどを活用し、工場の生産性向上や新製品開発につなげる。
まず、農業分野で収穫予測や自動化などを行う装置の開発を目指す。他分野でも工場の省力化につながる技術を開発する。
期間は2025年3月までで、同社が総額1億円を拠出。同社の研究員2人を客員教授として送り込む。同大で基礎研究を行った上で、同社が製品化につなげる。

同社の武藤昌三会長は、近年、情報制御分野での技術革新は目覚ましい。自社だけでは十分な研究技術者と時間を確保できず、大きな期待を抱いているとしている。



両者は2005年に包括連携協定を締結し、切り花の自動搬送ロボットなどを共同開発してきた。今後は講座開設により、研究範囲をスマート工場に関する幅広い分野に広げる。
以上、

共同開発品については、そのパテントを共有すれば、大学にも利が落ち、更なる研究開発の軍資金にもなる。
その世界の頂点に位置するのが、中国の清華大学だろうか。米国がかつて作らせた大学である。中国が国貧だった時、自分の飯は自分で食えとの国策から、同大は飯を食うため稼ぐ大学に変身するしかなかった。しかし、それが奏功して、今では巨大財閥にまで発展し、その巨額利益が新たなる研究開発分野に投下され、好循環を描いている。

一方、東大は、官僚育成機関大学、あらゆる学術研究機関の頂点を牛耳り、富国強兵の明治4年から日本を牛耳続けている。しかし、今では世界にまったく通用せず、日本衰退を進める象徴の大学となっている。

 


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