JFEエンジニアリングは１１日、三井E&Sエンジニアリングの子会社である三井E&Sプラントエンジニアリングの株式取得に向け、詳細に協議を進めていくことに関する基本合意し、合意書を締結したと発表した。

三井E&Sプラントエンジニアリングは、特に石油精製、石油化学、無機化学プラントに強みを持つ。

J　FEエンジニアリングは、今回の株式取得により、商品・サービスメニューの拡大、顧客基盤の拡充が可能になるとしている。

２０１９年１２月末に株式譲渡契約を締結する予定。

JFEエンジニアリングの２０１９年３月機の売上高は３６０７億円、当期利益は７９億円、純資産は９４７億円、総資産：３２９５億円。

三井E&Sプラントエンジニアリングの純資産は２４億円(総資産：８７億円)、損益未公表。

自主的な構造改革の一環だろう。石油・天然ガスプラント会社は無理な海外受注であちこちで火柱を立てている。それでいて決定した経営陣は湯水のように報酬をもらい知らぬ顔同然。