アイコン スシロー 吉野家から京樽買収 都心とテイクアウト強化

回転ずし大手のスシローグローバルホールディングス(スシローHD)は、吉野家ホールディングス(吉野家HD)の子会社のすしチェーン「京樽」のすべての株式を取得し、買収すると発表した。買収日は4月1日付。

スシローHDにとって新コロナの感染拡大でテイクアウトのニーズが高まるなか、持ち帰り店を展開する京樽の買収で市場の変化に対応し、シェア拡大をはかるねらいがある。
発表によると、スシローHDは、吉野家HDの子会社で、主に東京で、持ち帰りのすし店や、回転ずしチェーン「海鮮三崎港」などを展開する京樽のすべての株式を取得し買収する。

 

京樽は持ち帰りすし「京樽」や回転ずし「海鮮三崎港」を運営。国内では東京都心も含め関東を中心に294店を展開している。同社は1997年に会社更生法を申請して倒産、再建に加わった吉野家HDが2011年に完全子会社化していた。

しかし、新コロナで苦戦しており、京樽の2020年3~11月期の売上高は前年同期比▲35%減の136億円、営業損失▲20億円の赤字。店舗は期間中12店舗新規出店、53店舗閉鎖して、11月末時点で294店舗となっている。

一方、スシローは郊外を中心に全国に570店余りを展開しているが、新コロナでテイクアウトのニーズが高まるなか、京樽の買収で市場の変化に対応するとともに、これまで手薄だった首都圏での回転ずしのシェア拡大を図るねらいがある。
回転ずしは、新コロナの影響が続く中でも、比較的売り上げの回復が早く、「くら寿司」も東京の都心での出店を強化している。

[ 2021年2月27日 ]

 

 

 


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