韓国では大集団感染の新興宗教「新天地イエス会」の感染検査がほぼ終了し、新たな感染者数が大幅に減っている。3月12日に現在感染者数はピークアウトしたものと見られる。ただ、新たにソウル市のコールセンターや世宗市の政府庁舎における集団発生など、予期せぬ発生も生じている。
今後、時限爆弾となると見られるのは、nコロナを悪魔祓いする新興宗教の多さであり、また海外からの移住民(短期含む252万人、うち中国人110万人、そのうち朝鮮族70万人/ベトナム人22万人、タイ人20万人)の多くが健康保険未加入であったり、不法滞在者(39万人)は住民票を有しておらず、適切な感染検査を受けられず、そのコミュニティ内で感染が拡大し、地域への感染拡大が懸念されている(数値は2019年末)。
こうした事情もあり、終息にはかなり長引くものと見られる。