フィリピンのドゥテルテ大統領は12日夜、新型コロナウイルスへの感染拡大を受けマニラ首都圏への出入りを制限すると発表した。ドゥテルテ氏はマニラの「封鎖」について「みなさんを守るためだ」と理解を求めた。
マニラ首都圏へのマニラ首都圏からの国内の陸路、空路および海路の移動停止。
制限されるのは陸路や国内線、航路でのマニラへの出入りで、期間は15日~4月14日までの30日間。
また、感染経路不明の市中感染が確認されている国からの外国人の入国も一部を除いて制限する。
ほかにマニラでは4月12日まですべての学校を休校とし、大規模集会の禁止や感染者が出た地域の封鎖も地方自治体に求めた。
フィリピンの感染者は52人。国内で市中感染が確認されたことから、ドゥテルテ氏は8日に緊急事態を宣言していた。
以上、
最初に感染者が出たのは中国武漢人の44歳の男性旅行者で2月1日に死亡している。その後、50代のフィリピン人夫婦がそろって感染し、持病もあり悪化させ2人とも亡くなっている。