イタリア政府は、①財政難でEU通達によりことごとく国家予算を縮小しており、その問題が感染症に対する防疫面での脆弱性・死者数の多さで浮き彫りになっている。
②また、中国との関係を強化しており、さらに観光客も多く各地で発生する土壌になっている。べネチアカーニバルの開催(2月5日~25日/23日に中止)は、欧州中から来た観光客が帰国して、帰国した欧州国のすべてで感染を拡大させている。早く中止すべきだったろうが、ポピュリズム政権としては中止できない存在、北部のロンバルディア州の一部を閉鎖した後にカーニバルの中止を決定していた。
③ポピュリズムの政府であり、韓国のように実務を司る官僚たちを左遷し総入れ替えした可能性が高く、対策が後手後手になっている。(韓国はMERSを経てバイオ機器メーカーがたまたま短時間検査機器を開発したばかりだったことから、大量検査を可能にしているだけであくまでタマタマ。検査能力と防疫能力を履き違え、韓国は自画自賛している。韓国の死者数は66人)
まず、死亡者を少なくするためには、世界から高齢者にも対応できる人口呼吸器など医療機器の提供が必要になっているものと見られる。
なお、中国の現在感染者数は13,607人、死亡者数は3,180人、重症者は4,020人となっている。中国はさらにイタリアに近づくため、イタリアへ医療団を派遣している。余裕・余裕。