北朝鮮の朝鮮中央通信は22日、「1200万枚のビラを印刷した」として、「約3000個の風船など、南朝鮮の縦深まで散布できるさまざまな手段が準備された」と報じた。
朝鮮戦争勃発から70年となる6月25日に合わせ、ビラ戦の報復戦を行う計画のようである。
与党「共に民主党」は、北朝鮮の韓国へのビラ散布計画について、「(文在寅大統領を非難する)汚い内容が盛り込まれたビラ散布は、国際社会の嘲笑を買う、名分も実利もすべて失う行動だ」と批判した。
金与正氏が主導した南北連絡事務所の爆破後も、板門店宣言の国会批准同意を主張していた民主党だが、文大統領を非難する対南ビラ散布計画には怒りをあらわにした。
民主党の姜勳植首席報道官は20日、「大韓民国は大統領への批判や誹謗も受け入れる表現の自由がある国で、対南ビラの目的を達成するのは難しいだろう」、「無意味なことに時間と労力をかけるよりは、真剣かつ成熟した姿勢で対話の道に復帰すべきだ」とし、「対北ビラ問題をきちんと解決したい。北側も理性的に対応せよ」と語った。
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