韓国の文在大統領は7月3日、南北合同連絡事務所を6月16日に爆破され、行き詰った南北関係を修復させるため、北朝鮮の核廃棄より、無条件の対北融和策を主張してきた従北の人物を起用し、自らのアジェンダを遂行させる人材配置に改造を行う。
あと2年弱となった任期のうちに南北統一へ可視化できる痕跡を残したい意向。

<北朝鮮密使担当の5人>米同盟離脱の自主派たち
1、国家情報院(韓国の情報機関)トップには、朴智元前議員「民生党(78歳、前国会議員、中道右派=金大中派/元、ともに民主党で文在寅の対立しともに民主党を離党した経歴、その後仲直り)」を、

2、青瓦台(韓国大統領府)安保室長には、徐薫(元、外交官)国家情報院院長(閣僚級)外交安保の専門家を、

3、統一部長官には、李仁栄議員(国会議員、ともに民主党の院内代表/北朝鮮派の全国大学生代表者協議会(全大協)初代議長)を、
・・・・・・
4、外交・安保特補には、任鍾晳(全国大学生協議会元議長/許可なく北朝鮮の学生大会に参加し、帰国後投獄5年)秘書室長と、

5、外交・安保特別補佐官には、鄭義溶(元外交官)安保室長。文政権初代の大統領秘書室長を
それぞれ指名した。
外交・安保特補にはほかに言いたい放題の文正仁(左巻き学者)がいる。

sponsored


<朴智元新国家情報院長官>元KCIA
国情院長に内定した朴智元氏は2000年、金大中大統領の密使として北朝鮮側と初の南北首脳会談開催に合意し、その首脳会談を実現させるため金正日に4億5千万ドル(約484億円)の裏金を渡す役割を担った。6.15南北合意はこの金で買ったもの。
その支援金で、金正日は、「苦難の行軍」(飢饉と経済政策失敗)の危機を乗り越えて核開発に拍車をかけ、6年後の2016年10月最初の核実験に成功した。
朴智元氏は盧武鉉政権時代に不正送金に関与したとして特別検察官の捜査対象になり、収監された。その後は国会議員で、前国会議員選挙には出馬しなかった。
金正恩の実父故金正日との関係からだけで抜擢した。外交・情報諜報関係の経歴0。
国情院は、北朝鮮を含むあらゆる外部の脅威から韓国を守るために存在する安全保障の第一線機関。
文大統領は、国情院を「国の安全に責任を負う情報機関」ではなく、「自分のアジェンダ=課題を遂行する密使機関」とみなしている。
情報・諜報活動とその分析より国家の安全を図ることより、北朝鮮関係の修復、トランプ大統領の11月3日の大統領選前の米朝会談実現に向けた布陣と見られる。

<辞任した統一部長官>
南北事務所が爆破され引責辞任した統一部の金錬鐵長官は、ゴリゴリの北朝鮮派の学者だった。外野席では従北急進派だったろうが、たかが学者、相手あっての実務の政治の世界では何も打ち出せなかった無能の人物。痕跡のある従北ぶりは2019年11月に、統一部長官として、北朝鮮からの亡命希望者2人を極秘に強制送還していたことが発覚している。当然2人は銃殺されたことだろう。国連条約の重大な違反。

<米朝会談の行方>
米政府の豚マンことビーガン国務副長官・北朝鮮担当特別代表が7日に韓国を訪れ、米朝会談を模索するものと見られる。
ジョン・ボルトン前米大統領補佐官によると、ビーガンはとんでもないトランプ忖度副長官であり、北朝鮮に対する柔軟姿勢は問題だと指摘している。
トランプにしても4ヶ月後に迫った大統領選前に、票のため、これまでとはケタ外れになる何かのイベントが必要となっている。
その一つが、韓国文政権と北朝鮮の意向に合致する、北朝鮮との「終戦宣言に基づく、北朝鮮核凍結+制裁緩和」であるとされている。

大統領選では現在、バイデンに8%以上水を空けられている世論調査の支持率を、米国はじめ世界の報道機関が集中して報道することから、選挙で一挙に逆転する可能性を常に模索している。

<対日戦線>
文政権の対日に関しては、反日強硬派の文在寅氏がすべての絵を描いており、それに基づき従北反日反米の塊である大統領府を核に、誰が実務交渉担当者になろうと改善の余地など100%ない。康京和外相は国連出であり単なるお飾りに過ぎず、決定権など何一つない。