静岡県では2026年、スーパーやコンビニ、ドラッグストアの店舗閉店・営業終了が各地で確認されている。
浜松市では「西友浜北店」が1月末で営業を終了し、その後「メガセンタートライアル浜北店」へ転換。静岡市清水区では、旧店舗から数えて48年にわたり地域で営業してきた「ヒバリヤ駒越ベイドリーム店」が閉店した。
マックスバリュ東海も御殿場市と浜松市で計2店舗の営業を終了。このほか、磐田市の「ウエルシア磐田白羽店」が閉店したほか、富士市ではミニストップ3店舗とセブン‐イレブン1店舗の閉店が確認されている。
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店舗名 |
市町村 |
業種 |
営業終了日 |
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ヒバリヤ駒越ベイドリーム店 |
静岡市清水区 |
スーパー |
1月12日 |
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西友浜北店 |
浜松市浜名区 |
スーパー |
1月31日 |
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マックスバリュ御殿場便船塚店 |
御殿場市 |
スーパー |
3月1日 |
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ウエルシア磐田白羽店 |
磐田市 |
ドラッグストア |
3月31日 |
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ミニストップ富士岩本店 |
富士市 |
コンビニ |
4月15日 |
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マックスバリュ浜松三方原店 |
浜松市中央区 |
スーパー |
5月31日 |
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セブン‐イレブン富士市伝法上中店 |
富士市 |
コンビニ |
5月27日 |
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ミニストップ富士広見店 |
富士市 |
コンビニ |
7月30日 |
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ミニストップ富士青葉町店 |
富士市 |
コンビニ |
7月31日 |
旧駒越店から48年、ヒバリヤ駒越ベイドリーム店が閉店
静岡市清水区の「ヒバリヤ駒越ベイドリーム店」は、2026年1月12日をもって営業を終了した。
地場スーパーのヒバリヤによると、同地区では1977年(昭和52年)に旧駒越店を開業しており、旧店舗から数えて48年にわたり地域で営業を続けてきた。
運営するヒバリヤは閉店告知で、将来的に再び同地域へ出店する意向も示している。また、高部店、小土店、大洲店、三ツ合店など他のヒバリヤ店舗は営業を継続しており、今回の閉店は静岡県からの撤退ではない。
西友浜北店が営業終了、跡地は「メガセンタートライアル浜北店」に
浜松市浜名区の商業施設「サンストリート浜北」の核店舗だった「西友浜北店」は、2026年1月31日をもって西友としての営業を終了した。
同店は2007年に開業。その後、2025年に西友がトライアルホールディングス傘下となったことを受け、店舗の転換が進められた。
閉店後は改装が行われ、4月29日に「メガセンタートライアル浜北店」としてオープン。トライアル側は、西友閉店後の店舗を居抜きで転換した店舗であることを公表している。
したがって、西友浜北店のケースは商業施設からスーパーマーケットそのものが消滅したものではなく、西友ブランドでの営業終了とトライアルへの業態転換として捉えるのが正確だ。
マックスバリュは御殿場と浜松で2店舗が営業終了
マックスバリュ東海では、2026年に静岡県内2店舗の営業終了が公式に確認されている。
御殿場市の「マックスバリュ御殿場便船塚店」は3月1日午後7時をもって営業を終了。マックスバリュ東海は2月に閉店を正式発表していた。
続いて浜松市の「マックスバリュ浜松三方原店」も5月31日午後7時をもって営業を終了した。
いずれもマックスバリュ東海自身が閉店を発表しているが、同社は静岡県内の多数の店舗で営業を続けており、県内撤退を意味するものではない。
磐田市ではウエルシア磐田白羽店が閉店
ドラッグストアでは、磐田市白羽の「ウエルシア磐田白羽店」が2026年3月31日をもって営業を終了した。
閉店前には店舗で売り尽くしセールも実施され、公式店舗情報でも3月31日の閉店が案内されていたことが確認されている。
ウエルシアは磐田市や静岡県西部で他店舗を展開しており、今回の閉店はブランドの地域撤退ではない。
富士市ではコンビニ4店舗が閉店
コンビニでは、富士市で2026年に複数店舗の閉店が確認された。
「ミニストップ富士岩本店」は、2025年に一時休業した後、同年12月に営業時間を短縮して営業を再開していたが、2026年4月15日に閉店した。
5月27日午前1時には「セブン‐イレブン富士市伝法上中店」が営業を終了。店頭にはセブン‐イレブン名義の閉店告知が掲示されていた。
さらに7月にはミニストップの閉店が続き、「ミニストップ富士広見店」が7月30日午後6時、「ミニストップ富士青葉町店」が翌31日午前9時をもって営業を終了した。
今回確認できた富士市内のコンビニ閉店は、ミニストップ3店舗とセブン‐イレブン1店舗の計4店舗となる。
コンビニの運営法人について
コンビニはフランチャイズ方式による店舗運営も多いため、各店舗のブランド本部と個別店舗の運営法人が同一とは限らない。今回、個別の加盟法人まで確認できない店舗については、ブランド本部を店舗運営法人として扱っていない。
ミニストップは富士市から撤退せず、新店舗も開業
富士市では年内にミニストップ3店舗の閉店が確認されたが、これを「富士市からの撤退」と捉えるのは誤りだ。
7月7日には富士市新橋町で「ミニストップ富士ベガビッグ店」が新規開業しているほか、現在も富士市内には複数のミニストップ店舗が営業している。
このため、富士市では既存店舗の閉店と新規出店が同時に進んだ店舗網の再編として見る必要がある。
2026年、生活密着型店舗の入れ替わり続く
2026年の静岡県では、地域スーパーとして長く営業したヒバリヤの店舗閉店、西友からトライアルへの大型店舗転換、マックスバリュ2店舗の営業終了など、食品スーパーを中心に複数の動きが確認された。
一方、閉店した店舗があるチェーンでも別店舗での営業や新規出店は続いている。今回確認した案件には、静岡県内最後の店舗の閉店や、チェーンそのものの静岡県完全撤退に該当すると確認できたケースはない。
閉店理由についても、各社が具体的な経営上の理由を公表していない店舗については、売上不振、人手不足、物価高などを原因と断定することはできない。