【東京】カー用品「EMERSON」展開のニューレイトンが破産手続きへ 負債約20億超
東京都江戸川区のカー用品会社「ニューレイトン株式会社」(法人番号:4011701006306)が、2026年9月10日までに事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任したことが明らかになった。
負債総額は2026年3月期決算時点で約20億8300万円。
同社はジャッキやレンチ、ガソリン携行缶、三角停止表示板などのカー用品を企画・販売し、自社ブランド「EMERSON(エマーソン)」などを展開していた。商品企画や設計を手掛け、海外の生産拠点も活用して国内で販売する事業を展開していた。
1980年設立、ワイパーブレードからカー用品事業を拡大
ニューレイトンは1980年10月設立。創業当初はワイパーブレードの輸入販売を手掛け、その後、ワイパーブレードやスノーブレードなどの国内製造・販売にも事業を広げた。
1982年にはワイパーブレードが三菱自動車工業の純正品に指定され、納入を開始。長年にわたり自動車用品の企画・設計、製造・販売、輸出入を手掛けてきた。
その後は工具や安全用品など商品分野を拡大。「EMERSON」のほか、タイヤチェーン関連の「ICEBAHN(アイスバーン)」など複数の商品ブランドを展開していた。
ピーク時には売上高20億円超
大手ECサイトやカー用品専門店などに販路を形成し、1998年3月期には売上高20億771万円を計上していた。
また、アルミホイールを扱う「BLEST(ブレスト)」事業も展開するなど、自動車用品分野で取扱商品を拡充してきた。
2020年には茨城県鉾田市に物流センターを開設するなど、商品の保管・出荷体制も整備。2022年にはカスタマーセンターを開設していた。
価格競争やコロナ禍、円安で業績悪化
一方、自動車用品市場では価格競争が激化し、収益環境が悪化。コロナ禍では外出自粛などの影響も受け、販売が低迷した。
2021年3月期には売上高11億2235万円まで縮小し、7195万円の最終赤字を計上。債務超過に転落した。
その後も十分な業績回復には至らず、円安の進行によって海外からの商品仕入コストが上昇したことも収益を圧迫。債務超過額が拡大するなか、スポンサー候補の探索などによる事業再建も模索していたが奏功せず、資金繰りが限界に達した。
ニューレイトンの会社概要・破産情報
| 会社名 | ニューレイトン株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 4011701006306 |
| 所在地 | 東京都江戸川区南篠崎町 |
| 設立 | 1980年10月 |
| 資本金 | 4800万円 |
| 事業内容 | 自動車用品などの企画・設計、製造・販売、輸出入 |
| 主なブランド | EMERSON(エマーソン)など |
| 事業停止 | 2026年9月10日までに停止 |
| 負債 | 約20億8300万円(2026年3月期決算時点) |
| 今後 | 破産手続きを弁護士に一任 |
お住まいの地域・都道府県から最新の倒産情報を確認できます
従業員・取引先・利用者が確認すべき手続きと相談先はこちら





