アイコン 九電「やらせ」メール真相究明委員会の「郷原委員長」とは・・・

郷原郷原信郎弁護士(1955年3月生)
略歴、日本の元検察官、弁護士。郷原総合法律事務所代表、名城大学コンプライアンス研究センターセンター長・教授、総務省顧問、日本郵政ガバナンス検証委員会委員長、年金業務監視委員長、総務省コンプライアンス室長。
郷原信郎弁護士は、東京大学理学部を卒業して三井鉱山へ、1年半で退職、司法試験に挑戦して見事合格、検察官へ。広島地方検察庁特別刑事部部長、東京地方検察庁特捜部、長崎地方検察庁次席検事、東京地方検察庁八王子支部副部長、東京高等検察庁検事、桐蔭横浜大学大学院法務研究科教授などを歴任している。

郷原信郎弁護士は、鬼も黙る東京地検特捜OBの弁護士なのである。大阪特捜のような「やらせ」や「デッチ上げ」はない、見損なっては困る。

しかし、今の九電側は、郷原弁護士に委員長就任をお願いしたものの、郷原委員長に面食らっているのが、実情である。
九電側に事前説明なしに突如行われる記者会見、9日の記者会見では、当委員会発足後に証拠隠滅をはかった人物として、中村明・原子力発電本部副本部長が名指しされ、九電側を慌てふためかせた。

そうしたことから18日、九電の深堀慶憲副社長が、郷原信郎委員長とが話し合いを持った。深堀副社長は、情報の共有や記者会見内容の事前説明を求めたもようである。しかし、郷原信郎弁護士にとっては、(東京特捜時の自分返り)「今となって証拠隠滅を図るとは何ごとだ」「舐めてんのか」と言ったかどうかは知らないが、九電のそうした隠蔽体質に激怒してのことにある。

九州人のなぁなぁまぁまぁの感覚がいろんな弊害を生んでいるが、東京では通用しない。
中央で活動している郷原委員長にとって、九州電力が九州一の会社であろうと知ったことではなく、地方の会社の一つにしか見えないのも確かである。

九電も、今更、郷原信郎弁護士を更迭するような環境でもなく、エライ人を第3者委員会の委員長にしたものだときっと後悔しまくっているに違いない。
今後、九電側は、膿をさらに海深く隠くそうとしようが、郷原委員長には、めげずに真相究明に頑張ってもらいたいものである。
郷原委員長が、記者会見で述べていることはすべて真実であり、九電の隠蔽体質だけではなく、これまでの経産省(+議員+他官僚)と電力業界との癒着に対して警鐘を打ち鳴らしている。

廃棄された書類には、多くの官僚や議員の名前が記載されていたとされ、当の関係者は、とんでもない書面をよくぞ廃棄してくれたのだとほくそ笑んでるに違いない。
 

[ 2011年8月26日 ]
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