アイコン 中洲の有名人 民主党福岡「助信県議」に裁判所が飲食代と借金の支払命令

福岡県議会の助信良平議員が、知り合いの男性から借金の返済を求められていた裁判で、福岡地裁は1月30日、助信議員に対し500万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。

  訴状などによると、助信良平議員(58)は一昨年、知り合いで糸島市に住む男性から現金500万円を借りたまま期限までに返さなかったとして男性が返済を求め提訴していた。

関係者によると、助信議員は平成22年年11月、1ヶ月後に返済する約束で知人男性から500万円を借りた。その後、男性が何度催促しても「今度返す」と答えるだけで全く返済しなかった。助信議員は民主党県連関係者に「(平成24年)3月までに(借金を)返済する」と釈明していたという。

しかし、30日の判決で、福岡地方裁判所の長谷川秀治裁判官は「議員は裁判に出頭せず、答弁書などの書類も提出していないので、訴えの内容を認めたものとみなされる」として、請求通り助信議員に500万円を支払うよう命じる判決を言い渡した。

  助信議員をめぐっては、福岡市の飲食店経営者も滞納していた飲食代の支払いを求め裁判を起こし、福岡簡易裁判所において、(平成24年)1月20日、約85万円の支払命令を受けている。

助信議員は、福岡県遠賀郡選挙区選出の県議で現在4期目(平成11年県議初当選)、これまでに民主党福岡県連の幹事長、県連代表代行、県議団副代表を歴任してきた。しかし、一連の問題で民主・県政県議団の副会長を解任されている。

同議員は、民主党の県会議員ながら中洲での有名人、それがたたったのか、飲み屋の金も踏み倒したままとなっており、裁判で支払命令となった。

しかし、料飲食店にしても、お金の貸主にしても、裁判に勝ったところで肝心のお金が戻ってくる保証はない、議員報酬を差し押さえでもしなければ、ない袖は触れぬとなってしまおう。
それとも、助信議員がこれまでに、幹事長や代表代行、県議団副代表を務めていたことから、店主や貸主側にとって、民主党県連の役席として信用させられた一面もあり、民主党福岡県連から回収することも一考であろう・・・。

助信議員の同僚 吉村敏男県連幹事長も「金銭トラブルは、今回が初めてではなく、公人としてあるまじき行為だ」と述べているという。
  中洲では政治はできぬ。

<追>
選挙のたびに、民主党本部の政党交付金や使い放題の機密費などから、選挙対策費が全国へばら撒かれ、福岡県連にもタンマリ落ちてくる。それを幹部らは、旨いことやりくりすれば、少しぐらいの金はチョロまかすことが可能であろうが・・・・

前々回の福岡市長選では、吉田(民主党支援)が、(当時の)山崎市長が決定した「アイランドシティへのこども病院移転を白紙」のマニフェストを打ち出し、現職の山崎市長を破り初当選した。
ところが、市長になった吉田は、白紙としていたこども病院人工島移転問題に関し、「見直した結果、移転することにしました」とコロッと態度を豹変させ、今の民主党政権とまったく同じく、公約破りを行った。
当然2期目も、党利党略にしがみ付く民主党が吉田を支援し続け、また、連合の金魚の糞みたいな福岡ネットワークのオバサンたち(=市会議員)までも吉田支援に回ったが、吉田は選挙では、公約破りで市民の怒りをかい、現高島君(市長)に惨敗したのであった。

西日本新聞社の若き部長であった吉田は、市長となったが行政音痴、肝心の民意をも代弁せず、こども病院移転大好きの議会多数派に迎合した結果、2期目は大敗を期してしまったのであった。(その後の市議選で民主党は大敗、福岡ネットワークも福岡市議会で全滅したことは言うの及ばない)
助信県議と吉田市長(当時)の仲は、吉田がこども病院移転問題推進に動いてしまった時から不仲になっていた。
こうした経緯の高島君は、反吉田票が高島君に流れ、当選しただけのことでもある。
福岡市の吉田市長誕生時は、助信県議(共に北九州出身)が精力的に動き、吉田市政誕生の立役者でもあったが・・・。
 

[ 2012年1月31日 ]
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