関税逃れの豚肉輸入で10億円隠す/東京特捜立件へ
東京特捜は3月1日、安価な輸入豚肉に課せられる差額関税制度による支払いを免れようとした業者から、リベートとして受け取った約10億円の所得を隠し、約3億円を脱税した疑いが強まったとして、所得税法違反容疑で、来週にも都内の会社社長(61)を立件する方針を固めた。
リベートを渡した豚肉輸入業者(68)についても、輸入時の水増し申告で経費をかさ上げし、所得を隠したとみて、同法違反容疑で立件する方針。税関当局も関税法違反の疑いで調査するとみられる。
輸入豚肉業者は、これまでに同制度を悪用し、多くの業者が挙げられているが、一向に減らない。
[ 2012年3月 2日 ]
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