アイコン パワービルダー№1の一建設/1月決算 増収減益

同社は1月決算について、不動産業界につき、雇用や所得環境が低迷するなか、財政再建の影響を受けるなど、消費マインドの回復にはまだ時間を要すると思わ れ、また、当社の主力事業である戸建分譲事業においては、首都圏を中心に供給が過剰気味となっており、他社との競争が厳しい環境にある。

このような情勢の中、徹底した原価管理と品質向上に努め、より多くのお客様に高品質の住宅を低価格で供給することに注力した。また、地域密着型店舗運営を 行い、地域別供給量を適切に保ちながら、より多くのお客様に住宅を提供すべく、近畿地方、東北地方を中心に、戸建分譲事業の営業所を出店、また請負工事事 業の展示場及び営業所を各地方に出店した。

平成24年1月31日現在本店を含め108店舗(うち請負工事の展示場及び営業所10店舗)による営業を行っている。

1、同社の戸建分譲事業は、売上高が前期比▲5.0%減の1,831億70百万円となった。分譲棟数7139棟、1790億53百万円(1棟当たり平均:2,508万円)、土地分譲が171区画41億16百万円(1区画当たり平均:2,407万円)。
2、分譲マンションは、909戸の282億84百万円(前期比127.7%増)(1戸当たり平均3,111万円)。
3、請負工事は、規格住宅411棟で48億12百万円(1棟当たり1,170万円)及び分譲住宅のオプション工事3,525件で売上高は11億81百万円(1件当たりの工事代33万円)となっている。
東日本大震災の影響から、消費者の住宅購入マインドは下がっており、分譲戸建住宅においては同業者ともども供給過剰状態という影響は受けているようだ。
そうしたなか、分譲マンションは、大幅に伸長させており、首都圏で販売平均単価3,111万円の価格的な魅力が消費者ニーズ合致したものと思われる。
(同社は分譲マンションの売上高でも上場できそうだ。規格型注文住宅を手掛けるタマホームも新宮のマンションの売れ行きがよさそうだ。)

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年1月期
209,758
23,874
23,503
13,884
12年1月期
218,838
20,310
19,856
11,615
前期比
104.3%
85.1%
84.5%
83.7%
13年1月期予想
252,300
22,400
21,800
13,200
10年1月期実績
200,780
18,558
18,054
10,202
09年1月期実績
177,280
6,746
5,734
3,299
13年期予想/12年期比
115.3%
110.3%
109.8%
113.6%
 
[ 2012年3月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索