淺沼組/3月決算予想 大幅下方修正 中期事業数値計画
同社は今回の下方修正について、売上高は震災の影響等による工事の進捗の遅れ等により減少する見込みとなった。利益面は、前回公表以降、主に前期末までに 受注した工事において、震災による労務調達環境の悪化、それに加えて工期の逼迫状況が進んだこと等により、さらに工事収益が悪化する見込みとなったことに より、営業損益の予想を修正。それに伴い、経常損益および当期純損益につき予想を修正するとしている。
同社は関西を本拠地にする建築主体のゼネコン。大震災の影響は当然あったと思われるが、労務費のアップや工期が逼迫したことが原因で赤字になったとしている。結果的に、利益を度外視した無理な受注が表面化したものであろう。
同社は、同時に中期事業計画を発表。その骨子は売上高1,400億円以上、営業利益率1%以上となっている。同社にとっては、営業利益率に及ぼす管理部門のコストはリストラでもしない限り変動はなく、粗利率による計画設定が必要である。平成24年度から1%の営業利益率も出せない計画は立てないほうが懸命だろう。
株主総会で経営責任を問われる前に経営陣は、同時に最大50%の減報酬処分も発表している。リーダーが現場へ足を運び、鼓舞激励するのが、浮揚させるのに一番手っ取り早いのであろう・・・が。
前期末の自己資本は197億09百万円、自己資本率15.7%。どこまで落ちるか。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期前々回予想(5/13)
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147,000
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1,430
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1,000
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540
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12年3月期前回予想(11/2)
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146,700
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-2,540
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-2,790
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-3,460
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12年3月期今回予想(2/24)
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141,100
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-6,660
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-6,960
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-8,020
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11年3月期実績
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128,201
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1,222
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750
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309
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10年3月期実績
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154,888
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1,550
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1,009
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484
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09年3月期実績
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181,874
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973
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570
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273
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通期予想/前期比
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110.1%
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淺沼組の中期事業計画 2012.2.24発表
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平成24 年度
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平成25 年度
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平成26 年度
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受注高
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1,405 億円
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1,415 億円
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1,410 億円
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売上高
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1,503 億円
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1,403 億円
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1,403 億円
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営業利益
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8.5億円
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15億円
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18億円
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営業利益率
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0.60%
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1.10%
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1.30%
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