セラーテムテクノロジー/架空増資発覚・東京特捜
大証ジャスダック上場のIT企業「セラーテムテクノロジー」(東京都中央区)が09年に実施した第三者割当増資が架空だった疑いが強まったとして、 東京地検特捜部は同社社長(38)ら3人について金融商品取引法違反(偽計)容疑で6日にも本格捜査に乗り出す方針を固めた模様。
先般の報道から株価は1万円からストップ安の連続で4000円まで下がっていたが、3月になって1日2日5日と4,000円前後で取引が行われ、本日はまたストップ安の3,345円で張り付いたままである。危きに近寄らず。
同社は、フォント管理ソフトが米国中心、収益柱に成長した中国の省エネ環境関連を継続強化としているが、子会社とした中国企業は数値だけで顔は見えず、得たいが知れないものとなっている。裏口上場であっても手続きを法律に基づきしておればいいものを、架空増資ではもうダメだろう。
[ 2012年3月 6日 ]

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