アイコン 英国首相/EU改善なければ脱退と

英キャメロン首相が23日、欧州連合(EU)の大改革を求め、その要求が通らなければ、英国でEUに残留すべきか否かを問う国民投票を実施すると述べたことについて、一部のEU加盟国の当局者が不快感を示した。

仏独の政府高官は、英国のEU残留を望むと述べながらも、キャメロン首相の一部の主要要求をはねつけた。
同首相は、
(1)EUが貿易と経済の成長を促進するものの、国内問題にはあまり干渉しない緩やかな連合になるよう求める
(2)EUは、柔軟で適応能力があり、開かれていなくてはならないとし、EUが持つ立法権の一部を加盟国政府に戻す新たな条約を締結する場合に限り残留する。
(3)「かつてないほど緊密な連合」という理想を捨て去るべきだ。
(4)新たなEUの全体像が明確になったら、EU残留の是非を問う国民投票の機会を英国民に提供すべきだ。
と述べている。
 
一部の欧州のリーダーは、こうしたキャメロン首相の見解に、「通貨ユーロを導入している17ヶ国のEU加盟国が、通貨統合を維持しようと苦闘している時期に、自国の利益を追求しようとする試みだ」と暗に批判した。
 
英国は、EU加盟国ながら、ユーロ通貨統合には加盟しておらず、今回のギリシャをはじめとする財政破綻国の救済には関係ないとばかりに、通貨統合しなかったことを勝ち誇っていた。その勢いでこうした発言となっているようだが、アメリカ当局者は、英国がEUを脱退したら、世界における英国の影響力は低下するだろうと述べている。
ユダヤ資本などによる既得権益にしがみ付き生きている英国ならではの発言だろう。
以上、参照WSJ

 

[ 2013年1月24日 ]
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