アイコン 麻生元首相の弟さん泰氏が九州財界トップの九経連会長に

麻生泰氏(66)九州経済連合会は10日、九州電力相談役の松尾新吾会長の後任に、麻生セメント社長で麻生太郎副総理兼財務相の弟の麻生泰氏(66)が就任する人事を内定した。

九電出身以外の就任は初めて。松尾氏は理事に残り、名誉会長に就く。6月の総会で正式決定する。

麻生セメントを含む麻生グループは、飯塚市に中核となる(株)麻生(代表:麻生巌氏・・・泰氏の長男・・・麻生元首相の甥っ子)を擁し、商事会社、専門学校及び学校、麻生飯塚病院(総合病院1116床)など幅広く事業を展開している。

 これまで九経連の歴代会長7人はすべて九電会長歴任者であり、松尾氏は2009年から会長を務め、現在2期目。松尾氏は、昨年3月にやらせメール問題の責任を取って九電会長を辞任し相談役に退いたが、九経連会長は続投していた。

松尾氏は、やらせメール事件発覚時外遊しており、帰国後当時の社長とともに長い間のらりくらり対応したことから、経産省の怒りはおさまらず、社長・会長それぞれ辞任せざるを得なくなった経緯がある。

九経連の会長になるなど九電をさておき、恐れ多くてなる九州の財界人などいなく、麻生泰氏に白羽の矢が向かった。兄貴譲りの顔の厚さのお人であり、当然喜んで受託した。泰氏は麻生財閥(元炭鉱王の財閥家系)の実業部門の実質トップである。

[ 2013年5月11日 ]
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