アイコン 河村能人教授らの熊大マグネシウム/米連邦航空局で世界初の認証受ける

熊本大は17日、河村能人教授(金属工学)が開発した強度と燃えにくさを備えた2種類のマグネシウム合金が、米連邦航空局(FAA)の新しい燃焼試験の基準を世界で初めてクリアしたと発表した。同教授は「世界初の民間航空機への実用化に向け、大きく進展した」としている。

マグネシウム合金は実用された金属の中で最も軽いが発火しやすく、FAAが民間航空機への使用を禁じている。ただ資源が豊富なため、軽量化が求められる航空機や高速鉄道の新素材として注目され、世界で開発を競っている。

基準(暫定)をクリアしたのは「KUMADAI不燃マグネシウム合金」と「KUMADAI耐熱マグネシウム合金」。

「不燃」は沸点を超える千度以上でも発火しない。高価なレアメタル(希少金属)を使っておらず、低コストにもつながるという。

参照:熊本日々新聞

[ 2013年4月17日 ]
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