アイコン マヤ文明のピラミッドを建設資材利用目的で破壊

マヤ文明のピラミッドメキシコ 南東ユカタン半島の付け根にあるベリーズ(英連邦王国の一国、カリブ海の宝石と称せられる国)で、約2300年前に造られたマヤ文明のピラミッドが、地元 の建設業者によって破壊され、警察は、業者が道路の建設資材を採取しようと破壊したものとみて調べている。破壊されたのは、ベリーズ北部にあるノームル遺 跡のピラミッド。

破壊行為は、地元当局によって直ちに止められたが、高さ約30メートルのピラミッドは斜面が大規模に削られ、むき出しになった内部の石材には、ショベルカーによるツメの跡が至る所に残っているという。

ベリーズでは、マヤ文明の遺跡を破壊することは法律で禁止されているが、ピラミッドには良質の石灰岩が使用されていて、道路の建設資材として建設業者がこれまでにも違法に採掘していたことがあるという。

[ 2013年5月16日 ]
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