米欧中のPMI 揃って上昇 回復基調鮮明に
アメリカ:
マークイットが発表した8月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は、53.9と7月の53.7から上昇して3月以来5ヶ月ぶりの高水準となった。
生産は53.4で、7月の54.8から低下して3ヶ月ぶりの低水準となったものの、新規受注は56.5と7月の55.5から上昇して7ヶ月ぶりの高水準、雇用も4ヶ月ぶりの高水準となった。
欧 州:
マークイットによる8月のユーロ圏PMI速報値は総合が、51.7と7月の50.5から上昇した。予想の50.9を上回り、2011年6月以来の高水準を記録した。
ドイツが7ヶ月ぶりの高水準となった。ただ、フランスは7月から低下し、景況の改善・悪化の分かれ目となる50を引き続き下回った。
中 国:
HSBCが発表した中国の8月の製造業PMI(季節調整済み)速報値が、50.1と11ヶ月ぶり低水準だった7月の47.7(改定値)から上昇し、4ヶ月ぶり高水準を記録した。
製造業部門の緩やかな成長を示唆する格好となった。関係者は8月の製造業PMIについて「中国経済が短期的に安定し、今年下半期の下方リスクが低下したことを裏付ける内容と指摘している。
アメリカのPMIの好転は、市場ではFRBの量的緩和縮小に対する警戒感が強いが、緩和縮小に踏み切ることは世界の成長の柱である米経済に対するFRBの信頼感を意味する。
米連邦準備理事会(FRB)が早ければ9月にも量的緩和の縮小に踏み切る公算が強まるほか、米欧資産の投資妙味が高まる可能性がある。
ただ、米緩和縮小観測を受けた資金流出に直面する一部の新興国に関しては見通しが懸念される。
米欧が持続的に回復するとともに中国経済が安定化すれば、世界経済全体の下支えになるとエコノミストは指摘しているという。
こうした経済指標は全体として、世界経済が低迷から徐々に抜け出す現状を映す結果となっている。
米国における長期金利の上昇は、好景気の住宅産業に影響を与えることは必至、楽観しすぎれば危険でもある。
アメリカ経済NOW
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住宅着工戸数
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中古住宅販売戸数
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鉱工業生産指数
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ISM製造業景況指数
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耐久消費財受注状況
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小売売上高指数
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非農業雇用者変化数
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失業率
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千戸
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百万戸
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0%
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50
|
0%
|
0%
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万人
|
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13/7月
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896
|
5.39
|
0.00%
|
60.4
|
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0.2%
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16.2
|
7.4%
|
13/6月
|
846
|
5.06
|
0.20%
|
50.9
|
3.9
|
0.6%
|
18.8
|
7.6%
|
13/5月
|
919
|
5.14
|
0.00%
|
49.0
|
5.5
|
0.5%
|
17.6
|
7.6%
|
13/4月
|
852
|
4.97
|
-0.40%
|
50.7
|
3.6
|
0.2%
|
19.9
|
7.5%
|
13/3月
|
1,005
|
4.92
|
0.20%
|
51.3
|
-5.9
|
-0.3%
|
14.2
|
7.6%
|
13/2月
|
969
|
4.98
|
0.70%
|
54.2
|
6.4
|
1.1%
|
33.2
|
7.7%
|
13/1月
|
898
|
4.94
|
0.00%
|
53.1
|
-6.1
|
0.1%
|
14.8
|
7.9%
|
12/12月
|
983
|
4.90
|
0.00%
|
50.2
|
5.1
|
0.3%
|
21.9
|
7.8%
|
12/11月
|
842
|
4.96
|
1.30%
|
49.9
|
-0.4
|
0.4%
|
24.7
|
7.8%
|
12/10月
|
864
|
4.83
|
-0.10%
|
51.7
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0.7
|
0.0%
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16.0
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7.9%
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