アイコン 関空・伊丹運営民間へ 大阪市ら大阪国際空港ターミナル持株を278億円で売却へ 

新関西国際空港(関空)と大阪国際空港(伊丹空港)を管理運営 する国営の新関西国際空港(株)は、伊丹空港のターミナルビルを運営する大阪国際空港ターミナル(株)の株式を所有する地方公共団体(大阪府、兵庫県、大 阪市、神戸市)などと協議、全株式を約278億円で買収する見通しになった。
伊丹空港の大阪国際空港ターミナルビルの運営会社の大阪国際空港ターミナル(株)は、大阪市など地方公共団体と民間企業などが出資して昭和41年に設立され、昨年度は13億円余りの営業利益を上げている。

新関西空港会社では、大阪国際空港ターミナルビルの運営会社を取得することで、安定した収益源を確保したいとして、買収に向け地方公共団体などと協議してきた。
その結果、新関西空港会社が、大阪国際空港ターミナルビル(株)の発行株式総数の240万株(発行価格1株500円)を、1株1万1593円、全株式を総額約278億円で買収することで大筋合意した。
大阪府は、株式の売却に向けて、今月の議会で承認を受けたいとしている。新関西国際空港(株)では、早ければ来年度中にも、事業運営権の民間への売却に向けて、さらに関空と伊丹空港の一体運用を進め、事業価値を向上させていきたいとしている。

新関西国際空港(株)の株主は、国土交通大臣 91.53%、財務大臣 8.47%。
大阪国際空港ターミナル株主は、地方自治体(大阪府・兵庫県・大阪市・神戸市)50%、経済界他50%。
 

[ 2013年9月 4日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索