アイコン パナソニック/高槻工場の約半分売却へ 

0607_02.jpgパナソニックは、高槻工場(高槻市)の約半分を売却する方向で地元大学や医療機関と交渉していることが判明したと朝日新聞が報じている。
2年連続で巨額赤字を計上し、傷んだ財務基盤を改善する狙い。売却予定地は、JR摂津富田駅前にある同工場約19万㎡のうち約10万㎡。
買い手候補には、追手門学院(茨木市)と高槻赤十字病院(高槻市)が挙がっているといい、売却額は百数十億円規模とみられる。

追手門学院はキャンパスが茨木市中心部から約4キロ離れ、アクセスに難がある大学の既存学部や中学・高校(計7500人)を移転させる計画。駅前に立地することで、少子化が進む中でも学生や生徒を確保する狙いがある。
 高槻赤十字病院も現在、約3キロ離れたところで開業しているが、建物の老朽化による耐震対策が課題となっている。

連結/百万円
2011年3月期
2012年3月期
2013年3月期
売上高
8,692,672
7,846,216
7,303,045
営業利益
305,254
43,725
160,936
経常利益
178,807
-812,844
-398,386
当期利益
74,017
-772,172
-754,250
自己資本
2,558,992
1,929,786
1,264,032
自己資本率
32.7%
29.2%
23.4%
 
[ 2013年6月 7日 ]
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